矢倉新時代の主流・早囲い完全ガイド|将棋情報局

将棋情報局

52065_ext_06_0.jpg

購入形態

書籍
1,694円
数量:

カートに追加されました。カートを見る

カートに入れる
講座 矢倉

矢倉新時代の主流・早囲い完全ガイド

発売日:2016-04-14

販売元:マイナビ出版

判型:四六判

ページ数:224ページ

難易度:初級~中級

ISBN:978-4-8399-5897-8

★サイン本祭は終了しました

本書は矢倉の早囲いについて、気鋭の若手上村亘四段が詳細に解説したものです。

平成25年に▲4六銀に△4五歩と反発する手の優秀性が見直されたのをきっかけに、それまで「矢倉といえばこの形」と思われていた▲4六銀・3七桂型が激減、現在先手の矢倉作戦は百花繚乱状態にあります。

そんな状況の中で先手矢倉の主力になり得るのが本書で解説されている「早囲い」。矢倉戦において玉を6八→7八→8八と二段目を通るルートで動かすことで一手早く囲うこの手法。従来の囲い方では十分に組めないとすれば、囲いを手早く済ませて少しでも早く攻撃陣を構築すべきという発想からスタートしています。

本書では、まず早囲いの歴史と理想的な展開を解説。相手が早囲いについて何も知らなければこれだけで十分勝てるでしょう。さらにその後、それを阻む相手の対策を紹介し、それに応じた組み方を説明しています。従来の形と、その天敵といえる急戦矢倉との戦い。藤井流早囲いの解説。藤井流への対策と最新の早囲い。さらに力戦と相早囲いまで。

まさに「早囲い・完全ガイド」の名にふさわしい一冊。この本を理解すれば早囲いに関してあなたの回りの誰よりも詳しくなることができるはずです。

ぜひ実戦でスピーディでスリリングな矢倉戦を楽しんでください。

著者プロフィール

  • 上村亘

    上村 亘(かみむら・わたる)
    1986年12月10日生まれ、東京都中野区出身
    1998年9月 6級で中村修九段門
    2010年10月 三段
    2012年10月1日 四段
    矢倉、横歩取りを得意とする関東期待の若手居飛車党。
    将棋界初の慶應義塾大学卒業のプロ棋士。
    今回が初の著作となる。