△６一銀の局面で昼食休憩に入った。消費時間は▲清水女流六段１時間１分、△井道女流初段１時間８分。

対局は13時に再開される。

（先手の清水女流六段側から見た昼食休憩時の盤面）

（休憩時の対局室「香雲」）

（吟）

井道女流初段の４枚で固める△５二銀に対し、清水女流六段が▲６五歩と角筋を通した局面。「△５三角に▲５五歩△同歩▲同角は△５八歩と垂らす手が少し気になるかな。▲６八銀なら△５九歩成を入れてから△３六歩か。単に△３六歩もあります。△５三角に自然な手は▲６六歩ですけどね」と高崎六段。

（井道女流初段は△５三角～△３六歩でさばく構想なのだろうか）

（吟）

（本局のレポートは『週刊将棋２月５日号』に掲載されます。ぜひお楽しみに。写真は『週刊将棋１月29日号』王将戦第２局が１面で掲載されている。本日は王将戦第３局２日目が神奈川県箱根町で行われている）

（吟）

（本局の「週刊将棋」解説の高崎一生六段。モニターを見つつ継ぎ盤を動かしていく）

（局面を動くとすかさず手が伸びる）

戦型は井道女流初段が三間飛車穴熊を採用した。三間飛車は井道女流初段が得意としている作戦。ただし穴熊はあまり見たことがない。清水女流六段は▲８六歩から銀冠だろう。

（吟）