141手まで、清水市代女流六段が勝ちました。
終局時刻は17時35分、消費時間は両者ともに3時間。
(八雲)
終局時刻は17時35分、消費時間は両者ともに3時間。
(八雲)
馬を切って、▲8一竜から▲7三桂と打つ。清水女流六段は寄せを読みきったようだ。「先手は角や桂は渡しても大丈夫です」と高崎六段。
(吟)
▲3三馬に△5八竜と入った局面。先手玉はまだ堅い。「7七の銀が大きいんですよ」と高崎六段。「からく指すなら▲5九歩かなぁ。△2八竜なら▲5五馬と引けます。▲8四歩は、すかさず△8五香と打たれてしまうでしょうね。後手も狙ってますから。8筋はもう触らないほうがいいです」と続ける。
(吟)
△5五歩と井道女流初段が突いた局面。次は△5四歩の取り込む狙い。▲5五同歩なら5筋に歩が立つようになり、いつでも垂らしが可能になる。△5五歩では△6八銀と引いて角をぶつける手も有力だった。懸案の角がさばければ後手にとっても悪い話ではない。「△5五歩には手抜く手もあります。▲4三歩と打って△同竜と引かせてから▲5五歩と手を戻すか、▲3二竜として4一の歩や▲4三歩を狙うか。△5五歩の局面は先手を持ってみたいですが、差はほんのわずかです」と高崎六段。