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（佐藤康光九段と永瀬拓矢六段が継ぎ盤で検討する）
（竹部さゆり女流三段と貞升南女流初段が合流した）
（紋蛇）
戦型は里見女王のゴキゲン中飛車。加藤１級は超速▲３七銀を採用しました。図の△５六歩以下、▲同歩△同飛▲６六銀△５一飛▲５五銀右△４二銀▲５八飛△２四歩と進んで下図。
先手に５筋を押し返されたようですが、△２四歩がいわゆる菅井新手。▲同歩△同角と角を２四に出す狙いで、△５七歩の筋から中央で手を作る含みがあります。
△２四歩以下、▲２四同歩△同角▲２八飛△２三歩▲５四歩△５三歩▲２五歩△３三角▲５八飛△５四歩▲同銀△２四歩と進んだのが10時前の局面です。
再度△２四歩と突いた局面ですが、30手目の局面と比べてみれば違いは一目瞭然。先手の右銀の位置が５四にいるのが異なります。
先手の銀が一歩進んでいるのが中央制圧に役立つのか、それとも目標になりやすくなっているのか。午前中から激しい戦いになりそうです。
（紋蛇）
（里見女王が駒箱を開ける）
（里見女王の振り歩先で、と金が４枚。加藤１級の先手が決まった）
（左から日蓮宗大本山池上本門寺・野坂法雄執事長、株式会社マイナビ・土井祥康執行役員社長室長。立会人は佐藤康光九段、記録係は真木野芳紀１級の師弟コンビ）
（紋蛇）
９時になり、対局が開始されました。
（加藤１級の初手は▲７六歩）
（里見女王は４手目に△５四歩と突き、ゴキゲン中飛車を目指した）
（左から、日蓮宗大本山池上本門寺・野坂法雄執事長、株式会社マイナビ・土井祥康執行役員社長室長、立会人・佐藤康光九段、記録係・真木野芳紀１級）
（紋蛇）
