[将棋]マイナビ女子オープンブログ|将棋情報局

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清水女流六段が角交換から香を走ると、里見香女流四冠は取れる香を取らずに△6六桂と王手を決めました。清水女流六段は23分の考慮で▲6六同金と応じ、△同歩に▲9二歩と打って香筋を止めています。里見香女流四冠が指しやすいと見られていました。本譜は△5六角に対する▲6七歩がなくなり、▲9二歩は勝負手と見られています。


(清水女流六段の勝負手は実るか)

(飛龍)

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歩切れの清水女流六段は盤上の駒を活用とばかりに銀をぶつけました。△5五同銀▲同銀△9六歩▲8六角と進み、棋士室ではそこで△8五銀が予想されていましたが、里見香女流四冠は△6五歩と桂を取っています。角がぶつかり、大さばきの展開になるのでしょうか。


(清水女流六段は果敢に銀をぶつけていった)

(飛龍)

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上図の▲6五歩で駒がぶつかり、△4二角▲9七角△6五桂▲同桂△9五歩と進みました。先手が黙っていると△9六歩▲8六角△8四歩から△8五歩と角を追い、角のぶつからない形にして△6五歩の狙いがあるようです。


(里見香女流四冠は端にカウンター攻撃を繰り出す)

(飛龍)

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『将棋世界』誌、今月発売の来年1月号が棋士室に届いています。


(表紙は羽生善治竜王)

(飛龍)

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昼食休憩明けの▲7七桂の局面、棋士室を訪れている西田拓也四段は以下のような見解を示しています。
「先手はがっちり中央を押さえて不満のない形ですね。ここまで手厚くされると、後手も自分からは動きにいくので、自陣の整備を進めながら相手の仕掛けを待つ感じでしょうか。まだ互角だと思いますし、どちらを持ちたいかは好みによりますね」(西田四段)
対して里見香女流四冠は41分の長考の末、△2二飛と回りました。


(見解を寄せる西田四段)

(里見香女流四冠のほうが時間を使う展開になった)

(飛龍)