終局後に主催社によるインタビューが行われました。
■清水女流六段
――― 一局を振りかえって
後手番で先攻したのですが、相手にうまく対応されて、途中から辛抱の将棋になってしまいました。相手の玉が深いので...、慎重に指し過ぎてしまったのかもしれません。
――― 終盤はいかがだったでしょうか
たぶん(後手玉が)捕まっている筋があったと思います。しかし秒読みなので、最後まで頑張ろうと思って指しました。
■石橋女流四段
――― 一局を振りかえって
こちらが動きにくくなってしまいました。作戦負けです。
序盤は少し苦しいと思っていました。さばき合いで飛車を成れたところは...、と思ったんですが、角が働いていないので、思ったよりも差が縮まりませんでした。
でも最後は何か(手があったような)...、うーん。ねえ、何かありましたよね?
(と清水女流六段を見る。互いに苦笑いする両者)
(写真はクリックで拡大できます)
でも、ずっと(先手の)攻めが細かったんですよね、ギリギリで。もっと前に余されていても仕方がなかったと思います。
(写真とテキスト:牛蒡)
後手玉がギリギリの空中遊泳を続けていましたが、△6五玉~△7六玉と逃げるルートがあって、どうやら後手玉が逃げ切ったようだと言われています。
しかし石橋女流四段も諦めず指し続けています。手数は170手を超え、時刻は18時を回りました。
(牛蒡)
しかし石橋女流四段も諦めず指し続けています。手数は170手を超え、時刻は18時を回りました。
(牛蒡)
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