３四の銀を△４五銀と活用した手に対し▲５一角成△同金と取った局面。先手の馬が手厚いか。まだまだ難しい局面だ。

（吟）

△７五桂～△５六歩と甲斐女流王位が攻めている。▲同歩は△同飛で△３六飛を狙うのだろうか。先手はしばらく受けに回る必要がありそうだ。

15時頃から降り始めた雨は強さを増した。

（吟）

△６七角成▲同銀に△４三金と上がった局面。▲角と△銀・桂の２枚換え。ただし先手の馬の存在が大きいと見られている。15時を過ぎて曇っていた空から雨がポツポツと落ちてきた。

（吟）

甲斐女流王位が△７六角と飛び出した局面。４九の金に当たっている。▲５九金と寄るか、
▲６七銀と角に当てるか。後手も３四の銀を取られる前に何かしなければならないので忙しい。
▲３四馬△４九角成▲４五馬の順は選びにくいと思うのだが......。

空はやや曇ってきた。

２階の道場でも熱戦が繰り広げられている。

（吟）

△２六歩▲同飛と飛車を呼び込んで甲斐女流王位が△４三角と打った局面。
桂得を狙うものだが、先手はわかっていても受けにくい。ただし▲２八飛△２五
銀と取っても後手は銀の使い方が難しいか。中盤のせめぎ合いといった様相だ。

（吟）