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好評発売中「将棋神 やねうら王」 大規模アップデート配信開始!!

「将棋神 やねうら王」のアップデート内容を紹介します。

8月末から販売を開始しております新作将棋ソフト「将棋神 やねうら王」、おかげさまで大変好評いただいております。

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基本となる機能は前回のブログ(ついに発売!史上最強の将棋ソフト「将棋神 やねうら王」の全貌)で紹介させていただきました。最低2年は楽しめると述べさせていただきましたが、なんと!このたびさらに機能を追加したアップデート版の配信が始まりました。

アップデート版は「将棋神 やねうら王」の商品紹介ページの中段のリンクからダウンロードできます。


ここでは、今回のアップデートにより追加された機能を紹介いたします。まず、アップデート内容の一覧をご覧ください。

<アップデート内容>
■ 大きな機能追加

- コンピューター同士の連続対局機能
- 対局結果一覧ウィンドウ
- 棋譜の自動保存機能
- 思考エンジンのプリセットに「十段」「十一段」「十二段」を追加


■ 細かな機能追加・改良点

- 対局について
- 対局開始&対局終了、勝ち、負け、引き分けの画面エフェクト追加
- 棋譜・検討ウィンドウの読み筋のところ、KI2形式以外にKIF形式、CSA形式、chess形式の表示が切り替えが出来るようになった。
- マウスのドラッグ&ドロップで駒を移動させる時にも、駒が移動できる先の升のエフェクトを表示するように。

- 棋譜の入出力
- 局面図の出力において、「5八金まで」のように最終手の指し手も出力するようにした。
- SVG形式での局面保存に対応(メニューのファイル→局面の保存)
- KIF形式で書き出した棋譜ファイルがKifu for Windows V7で読み込めない件に対応。 - 柿木将棋の棋譜に手合割と持ち駒が同時に指定されていて、これが読み込めなかったのを改良。
- メニューの「ファイル」→「クリップボードにコピー」,「クリップボードからペースト」追加。
- ショートカットキーの割り当て
- Ctrl+Vをクリップボードからのペーストに割当て
- Ctrl+CをクリップボードへのKIF形式での棋譜コピーに割当て。
- etc..
- ファイルメニューに直近に開いたファイル数個が表示するように。

- 検討ウィンドウについて
- 検討ウィンドウに経過時刻、fだけでなくff(小数点以下2桁)まで表示するようにした。- デバッグウインドウで複数行の選択、Ctrl+Cで選択行のクリップボードへのコピーが出来るようにした。
- 検討ウィンドウのカラムの横幅を次回起動時に復元するようにした。

- エンジンの詳細設定について
- エンジンオプション設定、デフォルト値に戻す手段を追加。
- エンジンオプションのデフォルト値をTooltipのなかに表示するようにした。
- メニュー「ファイル」→「設定の初期化」→「各エンジン設定の初期化」を追加。
- メニュー「ファイル」→「設定の初期化」→「各表示設定などの初期化」を追加。

- 詰将棋エンジンに関して
- 逆王手がかかっている局面でも詰みを探索するようにした
- 詰将棋エンジンで指定したHashの2倍のメモリが確保されていたのを修正。
- 詰将棋のエンジン設定ダイアログで秒数の指定が出来るようにした。
- 詰み手順を復元する探索ルーチンの中で受け手側の手番かつ王手がかかっている状況で1手詰みルーチンを呼び出すバグを修正した

- その他
- 起動時にファイル名を渡して、その棋譜を直接開いてくれる機能追加。
- 『棋譜の管理』という棋譜データベースからの連携でそういう機能があると便利らしい。
- MyShogi.exe -f [ファイル名] で、その棋譜ファイルを起動時に開くようにしました。

- 開発者向け機能について
- デバッグウィンドウを使う前に「デバッグの開始」を選ばなくても良いようにした。

・・・ながっ!!!
どんだけ機能追加されとんねん!と、思いましたね。私も同感です。

とても全部は紹介しきれないので、私の独断と偏見で追加された機能のうちのいくつかを紹介したいと思います。


その1 対局開始&対局終了、勝ち、負け、引き分けの画面エフェクト追加

これが今回のアップデートの中で一番わかりやすい追加機能です。対局を開始すればすぐに「おっ」ってなります。

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やねうら王2018年版の初段相手に勝ちました!すると

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ピカーン!
いやー、気持ちいいですね。

これまでは勝っても負けても何も出なかったので、ちょっとそっけない感じだったのですが、これで対局のモチベーションも上がるというものです。


その2 コンピューター同士の連続対局機能

この機能はコンピュータ同士に連続して対局させる機能です(そのまんま)。将棋ソフトの楽しみ方の一つにコンピュータVSコンピュータに設定してその対局を眺める、というものがあります。

レベルの高い思考エンジン同士の対局であれば、その棋譜をみることはプロ棋士の棋譜並べをするのと同じような学習効果を得られるかもしれません。

そういう棋譜を量産する場合、一回一回設定して対局開始を押すのは面倒です。そこで役に立つのがこの連続対局機能。

戦わせるコンピュータを選んで

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やねうら王2018年版とtanuki-SDT5版の四段に10局戦わせる設定をしてみました。

対局開始をクリックすると、ものすごい勢いで対局が進みます。

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四段VS四段だと一局5秒~10秒くらいで終わります。
このようにして何百局でも棋譜を量産することができます。


その3 対局結果一覧ウィンドウ

人間対コンピュータの対局でもコンピュータ同士の対局でもその結果を残しておいて、いつでも振り返られるようにしたいものです。パピルスの時代から人間はそうやって歴史を記述してきました(おおげさ)。

そんなときに便利なのがこの「対局結果一覧ウィンドウ」です。
メニューバーの「ウィンドウ」から「対局結果一覧」を選択すると、以下のような画面が現れます。

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はい。先ほど私が行ったやねうら王との対局と連続対局の結果が表示されています。
「将棋神 やねうら王」と対局を重ねていく中で、自分の成長の記録としてこの対局結果ウィンドウを眺めてみる、というのもいいかもしれません。


その4 棋譜の自動保存機能

次は「棋譜の自動保存機能」です。その名の通り対局した棋譜を何も言わずに自動保存してくれます。

ちなみに、さきほどの私とやねうら王の対局とコンピュータ同士の連続対局も

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こんな感じでタイムスタンプ付きで自動的に保存されてます。
連続対局は一つのフォルダの中にまとめて格納されます。
中身を見るとこんな感じです。

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ベリー便利ですね。


その5 思考エンジンの強さ設定に「十段」「十一段」「十二段」を追加

これが「指す将」的には一番うれしい追加機能かもしれません。
「将棋神 やねうら王」では段位的には九段が最強の設定で、その時点ですでに神の領域だったのですが、さらにその上に3つの段位が加わった、ということでございます。神を通り越して界王神のレベルまで達してます。

ここでまた「とにかく強いやつと戦わせろ!」という私の中のリトル孫悟空がうずいてきました。

ええ、やってみましたよ。親譲りの無鉄砲さでQhapaq十二段との対局を。

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(1分後)

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・・・序盤でふっ飛ばされてしまいました。あー強い。

向こう見ずな力自慢の方はぜひ十二段との対局にチャレンジしてみてください。

「将棋神 やねうら王」がご好評いただいている点の一つに「強いのに早い」ということがあります。それはこの十二段でも健在で、数秒で応手が帰ってくるのでストレスなく対局できます。

相手の即指しにつられて、自分も(なぜか)ノータイム指しをしてしまわないようにするのが大事です。これ、ありがち。


その6 SVG形式での局面保存

主要な追加機能は紹介できたと思いますが、最後に私的にうれしい新機能を。

それがSVG形式での局面保存です。これはツイッターなどで局面を画像にしてぺろっと貼り付けるときに便利な機能です。

「ファイル」→「局面の保存」で「SVG形式」を選択して保存すると、こんな画像を作ってくれます。

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かなり見やすいです。今後ブログやツイッターに局面画像を貼るときはやねうら王で作ろうと思います。


他にも機能追加や細かい修正がたくさんされていますが、それは皆さんご自身で確かめていただいて「おーっ」とうなっていただければ幸いです。


と、いうわけで「将棋神 やねうら王」は世にも珍しい「発売後も進化する将棋ソフト」になっております。今回はアップデート第1弾ですが、今後第2,3弾のアップデートも予定しています。

購入された皆さん、楽しみにお待ちください。

購入されていない皆さんは、この楽しさを共有すべく、いますぐ購入してください(笑)

それでは、今後もやねうら王の進化にご期待あれ!!
 

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