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鈴木記者のチョイネタばらし「講座『最新定跡探査』がスタートします!」

2015.12.02 | 鈴木健二

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みなさま、こんにちは。
将棋世界編集部の鈴木です。
竜王戦第5局は意表の相掛かりになったみたいですね。

さて、本日は新連載のお知らせを。将棋世界1月号で、「最新定跡探査【居飛車編】」がスタートします。講師は金井恒太五段で、第1回は矢倉がテーマ。



下の写真は東京都千代田区「都市センターホテル」で行われた今期の竜王戦挑戦者第1局(渡辺棋王―永瀬六段)の感想戦なのですが、金井五段は現地に足を運んで最新形の研究に余念がありません。遠くから真剣に耳を傾けていて、両対局者に「そこで▲○○はありませんか?」と、率直な疑問を投げかける場面もありました。そんな金井五段が、プロの最新形の現状を、自身の見解を交えて解説しています。

そして現在、編集部には「最新定跡探査【振り飛車編】」の原稿が届きました。講師は門倉啓太四段で、第1回は藤井システムを取り上げます。原稿を読んで強く感じたのは、門倉四段の探求心。「実戦には表れなかったけれど、藤井九段(ほかに久保九段など)がこの将棋を指すからには、きっと何か新しい手を用意してあるはず」と、必死に水面下の変化を探っているのです。プロとしては当たり前のことなのかもしれませんが、その研究を惜しみなく披露する姿勢に、鈴木は感動しました。下の写真は編集部に来ていただいて打ち合わせをしたときのものです。


こちらは12月29日発売予定の2月号でスタートします。居飛車編、振り飛車編と隔月で交互に連載していきますのでお楽しみに。