引越し無事終了

こんにちは。将棋世界の国沢です。

マイナビの出版部門の分社化に伴う編集部の引越しも無事終了しました。
10月１日からは株式会社マイナビ出版としてスタートします。将棋世界の変わらぬご愛顧、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、引越し（に限りませんが）の最大の難所といえば、本の片付け。
編集部には当然、本がたくさん。
本来、箱詰めするか、処分するかの２択であるはずなのですが、つい「読みふける」というのがありがちなワナ。

編集部には将棋世界のバックナンバーが合本という形で置いてあるのですが、その中に１冊、『将棋春秋』という雑誌の合本が。パラパラめくってみると違和感のある見出しがありました。

『原子棒銀』 五段 大友昇

あれっと思い見直しましたが、間違いありません。
読むと、「この▲１五歩から▲１五銀と出て銀香交換をする型を原子棒銀という。型は原始的だが原子爆弾的威力があるところからこう呼んでいる」とありました。

原始棒銀の名前の由来として始めて聞いたので驚きました。奥付を見ると昭和32年３月１日発行。当時は原始でなく原子と書いていたんですかね？ うーん。