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森内竜王名人特別インタビュー敢行!

2014.01.24 | 将棋書籍編集部

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長年将棋ファンを続けていると、必ず罹ってしまう病気があります。
それが、「昔の将棋記事読み出すと止まらない病」です。


編集部には当然週刊将棋や将棋世界のバックナンバーがあり、
資料として使うのですが、その周りの記事を読み始めるともうあきまへん。
逃れらなくなります。


みなさんも、将棋ファンになったばかりの頃、鮮烈に印象に残っている
タイトル戦があるのではないでしょうか?
ちなみに私の場合は2003年の森内―羽生の王将戦です。
そういう記事を読むと懐かしさのあまり、解説をすべて読み返したくなるのです。


前置きが長くなりました。


私が何を言いたいかというと、来月、週刊将棋創刊30年を記念した「将棋タイトル戦30年史」(全二巻)という本が出る、ということです。30年間で行われたすべてのタイトル戦を当時の記事と写真で振り返ります。昔の記事を読み返したいというすべての将棋ファンの願いを叶える一冊といっていいんではないでしょうか。


そして、このたび、二巻目の巻頭を飾る森内竜王・名人のインタビューを行ったのです。
やっと見出しの意味が分かったと思います。


森内先生の奨励会入会はおよそ30年前。30年間のことをいろいろ語っていただきました。
中原―米長の名勝負のこと、7つのタイトルを7人で分け合っていた時代のこと、
谷川九段が現代将棋に与えた影響のこと、羽生三冠や佐藤康九段が自分にとってどういう存在かということ、初タイトル獲得の瞬間のこと、一番うれしかった勝局と一番悔しかった敗局のこと、これからの将棋のこと、コンピュータ将棋のこと・・・。


インタビューの模様


まさに盛りだくさんの内容でした。


この森内竜王・名人の貴重なインタビューが読めるのは「将棋タイトル戦30年史」だけ!ちなみに全二巻のうち上巻の巻頭インタビューは中原誠十六世名人、こちらも森内先生に負けず劣らず、非常にたくさんのことを語っていただきました。


今日は特別にちょっとだけご紹介。


もちろんインタビュー以外も超充実の一冊ですから。
発売を楽しみにしていてください。