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羽生三冠が登場! 将棋世界キッズ&激指13発売記念イベント

2013.12.27 | その他

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親子で将棋を楽しむムック「将棋世界キッズ」とパソコンソフト「激指13」の発売を記念して羽生善治三冠と神吉七段によるトークイベントと将棋大会が行われました。大変盛り上がったイベントの模様をご紹介します。
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「羽生三冠実戦次の一手&クイズ」は、羽生三冠がこれまで指した名手、妙手を次の一手名人戦形式で出題するというもの。

まずは練習問題。簡単ですね。

神吉七段の掛け声に合わせて一斉に手が上がります。


問題の合間には、その対局の思い出を羽生三冠が語ります。
NHK杯加藤戦の、伝説の▲5二銀についてエピソードを語る羽生三冠。
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子どもたちには難しい問題が多いかな、と思いきや、予想以上正解率が高くスタッフは焦ります。問題のストックが足りなくなるか?とハラハラさせられました。
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次の一手問題のほかには、羽生三冠にまつわるクイズも出題されました。
神吉「さて次の問題。羽生三冠が怖いものは何でしょう? 赤:地震 青:オバケ 黄色:奥さん! やっぱり羽生さんも奥さんが怖いんでっか?」
羽生「いやいやいやいや、奥さんなんて(台本に)書いてないじゃないですか!!」

神吉七段のペースにさすがの羽生三冠もタジタジでした。
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続いては「羽生先生に挑戦!盤面記憶ゲーム」
羽生三冠の実戦の局面を10秒ほど子どもたちに見てもらい、その局面を再現するというもの。
事前のリハーサルでは、アマ有段者の編集部員数名がチャレンジしましたが、「10秒じゃ全然ムリですよー!」とお手上げ。
子どもたちの解答を羽生三冠にささっと手直ししてもらい、「さすが羽生先生!」となる手筈でしたが・・・
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「それでは覚えたという子どもたち、前に出てきてください!」
と声を掛けると、一斉に壇上に殺到。

そしてなんと見事に正解!
若い脳細胞の吸収力を甘く見ておりました。脱帽です。
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続いては子どもたちが逆に出題者となり、自由に盤面を作ってもらい、羽生三冠に記憶してもらおうという趣向。
そしてできた盤面がコレ

さてこれを羽生三冠は10秒で暗記できるのか?

さすがに無理でした。頭を抱える羽生三冠。
「いやー、将棋の駒ってこんなに多かったでしょうか?」
正直、無茶振りは承知でした。羽生先生本当にごめんなさい。
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続いて後半戦。将棋大会と保護者の方々に向けた神吉七段のトークショーなどが行われました。

こちらは大会の模様。大人と子どもが入り混じって熱戦を繰り広げます。


激指13の体験コーナーにも子どもたちは列をなします。


神吉七段のトークショー。関東では神吉七段のトークを聞く機会はめったにありません。
WEBではとても紹介できない『ここだけの話』を連発し、会場を爆笑の渦に巻き込んでいました。
そしてサプライズゲストの登場!

「激指13」で読み上げとして新登場した竹俣紅女流2級が、学校帰りに駆けつけてくれました!
しかもスタッフも完全に予想外のサンタ姿での登場!会場は大興奮でした。

直筆色紙を書く竹俣2級。
この場限りの揮毫「激指」(笑)これはおそらく2度と手に入らないプレミア品になりそうですね。
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ということで、盛りだくさんのイベントとなりました。
ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。