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名局を余すことなく収録。「米長邦雄名局集」入稿完了!

2013.12.02 | 将棋書籍編集部

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米長邦雄永世棋聖が亡くなられてから約1年。
圧倒的な終盤力とスター性に、将棋ファンなら誰もが憧れたことでしょう。


米長永世棋聖は多くの自戦記を残しています。
今回、「米長邦雄名局集」には自戦記73局に棋譜解説を加え、全226局収録。
この数字は、「名局集シリーズ」最多!まさに永久保存版です。


米長永世棋聖の文章はとても小気味良く、
まさに「さわやか流」。
中原名人を破り、49歳で初めて名人位に就いたときの文章がこちらです。



「これからどのようなドラマが生ずるか分からないぞと思っていたところ、▲4六角を見て、負けましたとポツリと一言。
 実にあっけない幕切れであった。」


歴史的瞬間なだけに、この率直な描写は強く印象に残っています。
このあとの「名人とは」という文章とともに必見です。


「泥沼流」と呼ばれた終盤についても、
当然ながら詳しく解説されています。
アマチュアの将棋は持ち時間が短いだけに、
「泥沼流」の指し方、考え方は参考になりそうですね。


こちらの書籍は12月13日発売予定です。
乞うご期待ください。