野呂エイシロウの「ケチの美学」第18回|MacFan

アラカルト ケチの美学

野呂エイシロウの「ケチの美学」第18回

文●野呂エイシロウ

人気放送作家が語るケチとアップルの交差点。

限界を超える

 

先日、中国のベンチャー社長たちが30名ほど来日した。彼らは中国の大学院で勉強するMBAホルダーである。日本のマーケティングに関して話してほしいというので説明した。 

美人な通訳さんは流暢に翻訳をした。笑いも何度かとれた。英語で話すときは、三谷幸喜さんゆずりのジョークを使う。「Do you understand my English? ~ But I can't understand my English.」というトークで笑いをとる。

講演後、名刺交換があるかなと思ったらなかった。それよりも「野呂先生のウィーチャット(WeChat)のQRコードを教えて!」と言わてしまった。残念ながら、ボクはウィーチャットに登録していなかった。「すでに名刺交換は古い」と言われた。さらに、「ウィーチャットなら翻訳機能もあるし…」とも言われた。彼らは名刺交換も捨ててしまったのか!とびっくりした。ウィーチャットをやっていないだけで、30人もの会社経営者との交流を失ってしまった。残念。もちろん今は登録している。

今の限界を超えることが大切だ。この原稿も以前よりも面白くならないか?と試行錯誤して書いている。すでに4回推敲している。

また、身体の限界にも挑んでいる。体重も15キロ以上落とした。週に2回ジムで筋肉の増量に挑み、2回はヨガをし、関節を伸ばしている。さらにピラティスで背骨の可動域を調整し、交感神経と副交感神経の刺激をしている。新陳代謝も上げようと必死である。それがボクの毎日だ。炭水化物も限界まで抜いている。コーヒーもやめた。お水ばかりである。




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