Parallels Desktop最新版はMacBookユーザの救世主|MacFan

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「スリムさ」と「軽快さ」が機能向上の目玉

Parallels Desktop最新版はMacBookユーザの救世主

文●児玉潤一

Mac Fan独自の視点で、アップル周辺の最新ニュースや話題に切り込む!

Mac上でWindowsなどを動作させる仮想化ソフトの定番「Parallels Desktop for Mac」がメジャーアップデートを果たした。今回も数多くの機能向上を盛り込んでいるが、とりわけノート型Macユーザにとっては注目度が高いバージョンだといえる。

 

ストレージをスリム化

Macユーザがウィンドウズ用ソフトを使いたいとき、頼りにzなる存在が仮想化ソフトだ。ウィンドウズやリナックスなど、さまざまなOS環境を「仮想マシン」としてmacOS上で動かせる。この仮想化ソフトの超定番タイトル「パラレルス(Parallels Desktop for Mac)」の最新バージョン14が、今年8月にリリースされた。

本バージョンにおける改良ポイントの中で一番の目玉といえるのが、「ディスク領域の最適化」だ。パラレルスで管理する仮想マシンは、1つのOSにつき数GB以上のサイズになることが多い。しかし、「ディスク領域の最適化」を行うことで、仮想マシンが占有するストレージ領域をある程度解放してくれる。機能自体は以前から搭載されていたが、本バージョンでは最適化の効率がさらに向上し、メーカーのアナウンスによれば「最大20GB」もの領域を解放できるという。

この機能は、特にストレージ容量の限られたノート型Macのユーザにとって、かなり魅力的な改良点として感じられるだろう。たとえば筆者は、MacBookプロにパラレルスをインストールして4つの仮想マシンを登録していたが、すべてのファイルサイズを合計すると約70GBにもなっていた。これが重荷となって空き容量がいつも不足気味だったが、今回のバージョンアップによってその悩みも軽減された。

 

Parallels Desktop 14 for Mac

【発売】パラレルス
【価格】新規ライセンス:8500円、ほか各種プランあり
【URL】https://www.parallels.com/jp/




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