Swiftプログラミング講座 カメラアプリを作る①|MacFan

レクチャー Dr.さざめきのSwift冒険記

Swiftプログラミング講座 カメラアプリを作る①

文●Dr.さざめき(aka.沼田哲史)

アップルの開発したプログラミング言語「Swift」で、レッツ・プログラミング!

カメラ機能の基礎を学ぼう

今回からは、iPhoneのカメラを使うアプリを作ってみましょう。iPhoneのカメラ機能はとても強力で、カメラで撮影した映像を画面に表示するだけではなく、映っている内容をリアルタイムで解析したり、動画ファイルとして保存したりと、さまざまな機能が簡単なコードを書くだけで実現できます。

iPhoneアプリにはカメラ機能を応用したものがたくさんあります。iPhoneをドライブレコーダとして利用するアプリや、人の顔を認識して眼鏡やイヤリングなどの絵を重ねた写真を作るアプリ、自宅の写真を撮った上に家具の画像を重ねてリフォームプランを考えたりできるアプリもあります。カメラ機能は、アイデア次第でいろんな応用が考えられる面白い機能なのです。

今回は、撮影した映像をiPhoneの画面上に表示するだけの、とても簡単なアプリを作成します。これだけの機能であれば、なんと10行足らずで実装できてしまいます。これからの連載では、その上に機能を追加して、いろんなアプリを作っていきたいと思います。

 

【STEP 1】プロジェクトを作ろう

まずはXcodeのメニューから[File]→[New]→[Project]を選んで、新しいプロジェクトを作成します。プロジェクトの種類には[Single View Application]を選択して、右下の[Next]ボタンを押しましょう。

 

[Product Name]には[CameraApp]と入力して、[Organization Identifier]には[mytest]と入力し、[Language]には[Swift]を、[Devices]には[iPhone]を選択し、下の3つのチェックボックスはチェックを外した状態にして、右下の[Next]ボタンを押してください。最後に保存場所を選んでプロジェクトの作成を完了させます。




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