移動ログアプリを作ってみよう3|MacFan

レクチャー Dr.さざめきのSwift冒険記

移動ログアプリを作ってみよう3

文●Dr.さざめき(aka.沼田哲史)

アップルの開発したプログラミング言語「Swift」で、レッツ・プログラミング!

アプリを追加でカスタマイズ

前回は、「マップ・キット(Map Kit)」を使って地図を表示させ、一定間隔でピンを追加する機能をアプリに実装しました。今回は移動距離を計算して、それをツイッターに投稿するという機能を追加してみましょう。

移動したことを検出して、現在地の情報を更新するたびに呼ばれる関数には、新しい場所を表す「CLLocation」というオブジェクトが引数として渡されます。これまではこのオブジェクトの「coordinateプロパティ」を参照することで緯度・経度の情報を取得してきました。このオブジェクトには、ほかのCLLocationとの間の距離を計算する「distance()」という関数が用意されているので、今回はその関数を使って移動距離を計算してみます。

また、iOSに用意されている「Socialフレームワーク」は、わずか3行のコードを書くだけで自分のアプリにツイッターやフェイスブックへの投稿機能を追加できます。今回はこのdistance()関数とSocialフレームワークを組み合わせて使うことで実現させます。

 

【STEP 1】プロジェクトの設定を追加しよう

Xcodeで前回作ったプロジェクトを開きましょう。まずは左側のナビゲータ領域から、青いアイコンの[Walk Memory]と書かれたプロジェクト名を選択します。

 

画面中央上部の[General]タブを選択します。そして、画面中央下にある「Linked Frameworks and Libraries」の欄の「+」ボタンを押しましょう。

 

表示された画面から[Social.framework]を選んで、[Add]ボタンを押して追加します。これでアプリの中でSocialフレームワークが利用できるようになります。




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