2016.05.20
アイクラウドを通じて、MacとiPhoneを連係させるテクニックを伝授します。
ストリーミングで充実した音楽生活
前回(4月号)では、「iTunesマッチ」を中心にアイクラウド・ミュージックライブラリを解説しましたが、今回はもう1つのサービスである「アップルミュージック」を紹介しましょう。
筆者は、3000枚以上のCDと約200枚のLPを所有していますが、実のところ普段は、それらからリッピングしたiTunesのライブラリ音源や配信サイトから入手したハイレゾ音源を聴くことも多いのです。そして最近、アップルミュージックを利用し始めてからは、これにストリーミング再生が加わりました。
急に手元にない音源が必要になったり、新曲やトレンディな楽曲のチェックに役立っています。もちろん、聴くたびにディスクを出し入れしたり、掃除したりする手間がないというメリットもありますが(笑)。今ではMacとiPhoneを最大限に活用し、趣味と実用を兼ねた、充実した音楽生活を送っています。
さて、iTunesマッチは、自分のiTunesライブラリの曲がiTunesストアの曲と照合してアイクラウドに保存されるというものでした。一方、アップルミュージックは、むしろ保存するよりも聞き流す(ストリーミングする)機能というほうがしっくりきます。有料のメンバーシップで、個人と家族で共有できるファミリーの2つのプランがあります。