2016.02.05
ビーツ(Beats)のブルートゥーススピーカの新製品「Pill+」が日本でも発売開始された。2014年7月のアップルによる買収以降に開発された初の新製品には、アップルらしさが散りばめられている。中でも注目は、ライトニングコネクタの搭載だ。
アップル色のビーツ
ビーツが発売した「Beats Pill+(ビーツ・ピルプラス)」は、「アップル傘下のビーツ」を存分に楽しむことができる新製品だ。スピーカ部分にはアップルが取得した特許が活用されている。また、ブラックモデルの背面パネルの色の統一感や、iPhone 6sを彷彿とさせる環境に配慮したパッケージなど、デザイン面でも「アップル色」が濃い。
Pill+の特徴は、広いリビングルームを1台でまかなえるほどの豊かな音場を作り出すことができるパワフルさにある。加えて、専用アプリから2台をペアリングして複数の部屋で同じ音楽を鳴らしたり、左右片チャンネルずつ出力してステレオを楽しむことができる機能も特筆すべきだ。
こうしたアップルらしさ、オーディオ機器としての機能性といった魅力が詰まったPill+。その本体に用意された充電コネクタがマイクロUSBからライトニング(ライトニング)に変更され、3時間の充電で12時間再生を可能にしている点は「アップルのビーツ」を強く意識させる仕様といえる。
Beats Pill+
【発売】アップルジャパン
【価格】2万8800円(税別)
カラフルなイメージのあるビーツ製品ながら、Pill+のカラーラインアップはブラックとホワイトの2色。モノトーンからのリリースとなったのも、アップルの影響がありそうだ。サイズは、幅210ミリ、高さ63.6ミリ、奥行き69.2ミリだ。