音読で英語の筋トレ(音読163回) 交通事故・お世辞・人手不足 | マイナビブックス

音読で英語の筋トレ

音読で英語の筋トレ(音読163回) 交通事故・お世辞・人手不足

2017.12.18 | 岩村圭南

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第163回

月曜日は「音読」の日。早速、英語の筋トレを始めましょう。英文1~3と和訳を読み、音声を聞いてから、繰り返し音読してください。

【音読】
1. 交通事故

He got into a car accident?
I hope he's not hurt.
But the way he drives, it serves him right.

彼、交通事故に遭ったんだって。
怪我をしてないといいけど。
でも、彼の運転の仕方なら、自業自得だよな。



2. お世辞

Stop complimenting me.
I know what I can and can't do.
I don't need an apple-polisher.

お世辞はよしてくれ。
何ができて、できないか、自分でわかってるから。
ごまをする必要はないよ。



3. 人手不足

We're short on people this week.
There's a flu going around?
I see. That explains it.

今週は人手不足だな。
インフルエンザが流行ってるのか?
そうか。そういうことか。




▽解説・練習

【解説】
1. get into a car accident「交通事故に遭う(巻き込まれる)」、be hurt「怪我をする」、the way ~「~のやり方、方法」。It serves him right.が「自業自得」に当たる言い回し。(例)You asked for it. You got it.「自分で招いたことだから、そうなったんだよ(自業自得)」。

《発音アドバイス》
got, car, accident, hope, not, hurt, But, way, drives, serves, rightにストレス。強弱リズムを意識して言ってみましょう。

2. compliment「褒める、お世辞を言う」。(例)Thanks for the compliment.「褒めてくれてありがとう」。what I can (do) and (what I) can't doの省略されている語に注目。apple-polisher「ごまをする人」。

《発音アドバイス》
complimentのアクセントの位置に注意(赤字)。what Iは[ワライ]、andは[アン]。apple-polisherの[æ]を意識しましょう。

3. この場合のshortは「不足している」という意味。flu「インフルエンザ(influenzaの略)」。That explains it.の文字通りの意味は「それで説明がつく」。

《発音アドバイス》
shortとpeople、fluとgoingを強調して、aroundでイントネーションを上げます。seeはしっかり伸ばします。Thatで上げて、exlains itでゆっくり下げます。

【実践練習】
出だしの語を見て英文1~3を思い出しながら言ってみましょう。

1. 交通事故 …… He - I - But
2. お世辞 …… Stop - I - I
3. 人手不足 …… We're - There's - I

今日のワンポイント

次の例文を参考にして、the way ~の使い方を覚えましょう。

That's the way they say it.
→そういう言い方をするんだ。
That's the way it is at work.
→仕事ではよくあること。
The way she talks just grates on my nerves.
→彼女の話し方って、神経に障るわよね。
Today I can't move my body the way I want to.
→今日は体が言うことを聞かない(動かない)。
You can't expect things to go the way you want.
→物事って思ったようには行かないものさ。

また明日。See you tomorrow.

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