音読で英語の筋トレ(音読152回) ストレス・ピッチャー・アドバイス | マイナビブックス

音読で英語の筋トレ

音読で英語の筋トレ(音読152回) ストレス・ピッチャー・アドバイス

2017.09.25 | 岩村圭南

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第152回

月曜日は「音読」の日。早速、英語の筋トレを始めましょう。英文1~3と和訳を読み、音声を聞いてから、繰り返し音読してください。

【音読】
1. ストレス

This work is so stressful.
And I don't get enough exercise.
No wonder I have stiff shoulders.

この仕事はとてもストレスが溜まる。
それに、あまり運動してないから。
肩が凝るのも無理はないか。



2. ピッチャー

This pitcher is fantastic.
He's the best our team has ever had.
He could take us to the World Series.

このピッチャーは素晴らしいよね。
チームで最高のピッチャーだよ。
ワールドシリーズに行けるかもしれないぞ。



3. アドバイス

I tried to give him some advice. 
But he took it the wrong way.
He started yelling at me.

彼にアドバイスしようとしたけど。
それを誤解されて。
怒鳴られちゃったよ。




▽解説・練習

【解説】
1. stressful「ストレスの多い」。この場合のexerciseは「運動」。No wonder「~も不思議ではない、道理で~なわけだ」。(例)You've been playing for 20 years? No wonder you're good.「ゴルフを始めて20年?道理で上手いわけだ」。stiff shoulders「肩凝り」。

《発音アドバイス》
so stressfulとenough exerciseを特に強調します。No wonderの後に少し間を置き、stiffで軽くイントネーションを上げ、shouldersで下げます。

2. fantastic「(とても)素晴らしい」。bestとourの間にあるthatが省略されています。(例)This is the best steak (that) I've ever tasted.「このステーキはこれまで食べた中で一番美味しいよ」。He could take us to the World Series.の文字通りの意味は「彼が私達をワールドシリーズに連れて行ってくれるかもしれない」。

《発音アドバイス》
fantasticの[æ]に注意。He's, best, team, hadにストレス(強弱リズム)。Worldの[əː]が[アー]にならないように。

3. give ~ some advice「~にアドバイスする」。take it the wrong wayで「誤解する、間違った受け取り方をする」という意味。(例)You're thinking about this the wrong way.「君は考え違いをしてるよ」。yell at ~「~を怒鳴りつける」。

《発音アドバイス》
adviceのアクセントの位置に注意(赤字)。Butは[バッt]、took itは[トゥキッt]という感じでいいでしょう。started yellingを強調して言います。

【実践練習】
出だしの語を見て英文1~3を思い出しながら言ってみましょう。

1. ストレス …… This - And - No
2. ピッチャー …… This - He's - He
3. アドバイス …… I - But - He

今日のワンポイント

次の例文を参考にして、no wonder「~も不思議ではない、道理で~なわけだ」の使い方を覚えましょう。

I have a fever. No wonder I'm feeling dizzy.
→熱があるんだ。道理で頭がフラフラするわけだ。
No wonder he's a two-time Academy Award winner.
→彼が2度アカデミー賞を取ったのも不思議ではない。
He swims every day after work. No wonder he's so trim.
→彼は仕事の後毎日泳いでる。だから体があんなに締まってるんだ。
He has a gloomy personality. No wonder he doesn't have any friends.
→彼は暗いからな。友達がいないもの不思議ではない。
No wonder they got married in such a hurry. She had a baby that same year.
→道理で彼らが急いで結婚したわけだ。同じ年に、彼女、赤ちゃん生んでるんだもの。

また明日。See you tomorrow.

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