音読で英語の筋トレ(音読145回) 支払い・政治・偶然 | マイナビブックス

音読で英語の筋トレ

音読で英語の筋トレ(音読145回) 支払い・政治・偶然

2017.07.31 | 岩村圭南

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第145回

月曜日は「音読」の日。早速、英語の筋トレを始めましょう。英文1~3と和訳を読み、音声を聞いてから、繰り返し音読してください。

【音読】 1. 支払い

I'm not letting you pay.
This one's mine.
You've treated me enough times.

あなたに払わせるわけにはいきません。
これは私が。
これまでに十分ご馳走になっていますので。



2. 政治

He and I had an interesting discussion.
Our political views are very different.
We agreed to disagree.

彼と面白い話し合いをした。
政治に対する考えはかなり違ってる。
意見が合わないということを認め合ったよ。



3. 偶然

It sure is a small world.
I met two long-lost friends today.
What a coincidence!

本当に世の中狭いね。
今日、音信不通の友達二人に会ったんだ。
何という偶然なんだろう!



▽解説・練習

【解説】 1. let ~ pay「~に支払わせる」。(例)I'll let you know as soon as we get this done.「これが終わり次第、知らせるよ」。treat「おごる、ごちそうする」。It's on me.「僕がおごるよ」。この言い回しも覚えておきましょう。

《発音アドバイス》 not, letting, payを強調します。mineは伸ばすようにして、イントネーションを下げます。You'veの[v]、enoughの[f]に注意。

2. discussion「話し合い」、political views「政治的見解」。(例)You have a right to express your political opinions.「あなたには政治的な意見を言う権利がある」。agree to disagreeの文字通りの意味は「意見が合わないことに賛成する」。

《発音アドバイス》
He and Iは[ヒーアナアイ]という感じで。views, veryとdifferentの[v]と[f]に注意。agreedとdisagreedの[i:]をしっかり伸ばしましょう。

3. sure(ly)は強調するための副詞。long-lost「長い間音信不通の、消息不明の」という意味の形容詞。What a coincidence!「何たる偶然!」。(例)What a relief!「ほっとした!」、What a shame!「残念!」。

《発音アドバイス》
sureとsmallを強調しましょう。long-lostの[l]に注意。friendsでイントネーションを軽く上げ、todayで下げます。What aは「ワラ」という感じで。coincidenceのアクセントの位置に注意(赤字)。

【実践練習】
出だしの語を見て英文1~3を思い出しながら言ってみましょう。

1. 支払い …… I'm - This - You've
2. 政治 …… He - Our - We
3. 偶然 …… It - I - What

今日のワンポイント

次の例文を参考にして、簡単文What a ~の使い方を覚えましょう。

What a pity!
→可哀想に!
What a waste!
→もったいない!
What a bother!
→面倒くさいな!
What a surprise!
→びっくりした!
Whew, what a day!
ふーっ、何て日だ!

また明日。See you tomorrow.

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