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第143回
火曜日は「会話（役割練習）」の日。A・Bの2行会話文を使って、会話の自然なリズム・テンポを身につけましょう。会話文1～3と和訳を読み、音声を聞いてから、解説をチェック！
1. A: What's this key for?
B: Maybe it's for one of the bicycle locks.
A: これは何の鍵？
B: 多分、自転車のだよ。
2. A: Another cup of coffee?
B: Oh, thanks. I was just going to ask for one.
A: コーヒーのお代わりは？
B: あっ、どうも。お願いしようとしてたんです。
3. A: How are things with your new client?
B: Pretty good. They're not easy to please, though.
A: 新しいクライアントとはどう？
B: かなりいい感じです。喜ばせるのは大変ですけど。
▽解説・練習
【解説】
1. What ～ for?の語順に注意。（例）What did you do that for?「どうしてそんなことをしたの？」。keyは「鍵」、lockは「錠前」。
《発音アドバイス》
What'sとkeyを強調し、forでゆっくりイントネーションを下げます。Maybeを少し伸ばすように言い、bicycle locksを特に強調しましょう。
2. Anotherの前にDo you want to haveが略されています。ask for ～「～を頼む、注文する」。（例）If you need help, then ask for it.「助けが必要なら、そう言って」。
《発音アドバイス》
anotherの[ð]とcoffeeの[f]、thanksの[θ]に注意。goingとaskを強調。askでイントネーションを軽く上げ、oneで下げます。
3. How are things with ～で「～との状況はどう？」という意味になります。Pretty「かなり」は副詞。pleaseは動詞で「喜ばせる」。～, though.これで「～だけどね」の意味に。（例）I feel uneasy about it, though.「それについては不安だけどね」。
《発音アドバイス》
How, things, new, clientにストレスを置き、強弱リズムを意識して言ってみましょう。Pretty good.は［プリリグッ］という感じで。pleaseで軽くイントネーションを上げ、thoughで下げます。
【役割練習】
ロールプレイをしましょう。
◆日本語（カッコ内）のヒントを見て、Aのパートを演じてください。スタート音の後、1～3の音声が連続して流れます。
1. A: What's（鍵）
B: Maybe it's for one of the bicycle locks.
2. A: Another（コーヒー）
B: Oh, thanks. I was just going to ask for one.
3. A: How are（クライアント）
B: Pretty good. They're not easy to please, though.
◆Bのパートを演じてください。1～3の音声が連続して流れます。日本語のヒントはありません。
1. A: What's this key for?
B: Maybe it's ……
2. A: Another cup of coffee?
B: Oh, thanks. ……
3. A: How are things with your new client?
B: Pretty good. ……
今日のワンポイント
ask for ～「～を求める」を使った例文をいくつか挙げておきます。
He got what he asked for.
→彼は自業自得だよ。
Don't ask for quick results.
→すぐに結果を求めてはいけません。
What more could I ask for?
→申し分ないね。
Give up on it or ask for help.
→諦めるか、助けを求めるか。
I'm going to ask for the beef stew.
→ビーフシチューにする（注文）。
また明日。See you tomorrow.
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