音読で英語の筋トレ（音読143回）　6時まで・スマホ・こつ

第143回

月曜日は「音読」の日。早速、英語の筋トレを始めましょう。英文1～3と和訳を読み、音声を聞いてから、繰り返し音読してください。

【音読】
1. 6時まで

We have to get it done by six.
We have no time to waste.
Let's get down to work.

6時までに終わらせないといけない。
無駄にする時間などない。
仕事に取りかかろう。



2. スマホ

Using a smartphone isn't that hard.
It's like everything else.
You'll get used to it soon.

スマホを使うのはそれほど難しくない。
他のものと同じ。
すぐに慣れるよ。



3. こつ

Am I getting the hang of this job?
No, I don't think so.
Could you tell me how to do it again?

この仕事のこつが掴めてきたかって？
いや、掴めてないな。
もう一度やり方を教えてくれる？



▽解説・練習

【解説】
1. get ～ done「～を終わらせる」。「無駄にする時間などない」はThere's no time to waste.とも言えます。get down to ～「～に取りかかる」。

《発音アドバイス》
have toは［ハfトゥー］、get itは「ゲリッ」。no, time, waste, Let's, down, workを強調します。

2. Using ～「～を使うこと（動名詞）」が主語になっています。thatは「そんなに」という意味の副詞。この場合のlikeは前置詞で「～のような」。get used to ～「～に慣れる」。soonの代わりにin no timeも使えます。

《発音アドバイス》
smartphoneで軽くイントネーションを上げ、hardで下げます。likeとelseの[l]、everythingの[θ]に注意。usedとsoonを強調。

3. get the hang of ～「～のこつを掴む」。hangの代わりにknackも使えます。（例）Are you getting the knack of this job?「この仕事のこつが掴めてきました？」。Could you tell me how to ～「～のやり方を教えてもらえませんか？」。

《発音アドバイス》
getting, hangを強調し、jobでイントネーションを上げます。No, don't, soの[ou]に注意。Could youは［クジュー］、do it again［ドゥーイッアゲン］でインネーションを上げます。

【実践練習】
出だしの語を見て英文1～3を思い出しながら言ってみましょう。

1. 6時まで …… We - We - Let's
2. スマホ …… Using - It's - you'll
3. こつ …… Am - No - could

今日のワンポイント

次の例文を参考にして、get the hang of ～の使い方を覚えましょう。

It's simple once you get the hang of it.
→こつを掴めば簡単だよ。
I feel like I'm getting the hang of it.
→だんだんこつが掴めてきた気がする。
It takes time before you get the hang of it.
→こつを掴むまでには時間がかかるよ。
Once you get the hang of it, spreadsheet software is really useful.
→使い方のこつを覚えると、表計算ソフトは何かと便利。
I now feel that I've finally got the hang of how to treat customers right.
→やっと接客のこつが掴めた感じがします。

また明日。See you tomorrow.

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