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第141回
火曜日は「会話(役割練習)」の日。A・Bの2行会話文を使って、会話の自然なリズム・テンポを身につけましょう。会話文1~3と和訳を読み、音声を聞いてから、解説をチェック!
1. A: What's the matter? You keep touching your jaw.
B: It's this tooth. It's been bothering me.
A: どうしたの?顎をしきりに触ってるけど。
B: この歯なんだ。ずっと痛くてね。
2. A: Congratulations! You've finished your first marathon.
B: Thanks. It wasn't easy.
A: おめでとう!初めてのマラソン、完走したね。
B: ありがとう。大変だったよ。
3. A: I'm having a low-energy day.
B: Come on. That's no way to talk.
A: 今日はやる気がしないな。
B: おい。そんなことじゃ困るよ。
▽解説・練習
【解説】
1. keep ~ing「~し続ける」で「しきりに~する」を表現。この場合のbotherは「痛みを与える」という意味。(例)My joints are bothering me.「節々が痛くてね」。
《発音アドバイス》
matterの[æ]に注意。touchingとjawを強調します。thisとtooth、botherの[ð]と[θ]が[ズ・ス]にならないようにしましょう。
2. Congratulations!複数形です!「完走」をfinishで表現。(例)That's it. We've finished the job -- and without a minute to spare.「よーし。仕事が終わったぞ -- ギリギリだったな」。not easy「大変(簡単ではない)」。
《発音アドバイス》
Congratulations!のsを落とさないように。marathonとThanks.が[マラソン・サンクス]にならないように。wasn't easyは[ワズンイーズィー]。
3. have a low-energy day「エネルギーの低い日である」で「やる気がしない」、That's no way to talk.「そんな話し方はよくない」で「そんなことじゃ困るよ」を表現。
《発音アドバイス》
low energyの発音に注意。[ロゥエナジー]です。Come on.のonは伸ばしましょう。That's no way to talk.はゆっくりとして口調で。
【役割練習】
ロールプレイをしましょう。
◆日本語(カッコ内)のヒントを見て、Aのパートを演じてください。スタート音の後、1~3の音声が連続して流れます。
1. A: What's the matter?(顎)
B: It's this tooth. It's been bothering me.
2. A: Congratulations! (マラソン)
B: Thanks. It wasn't easy.
3. A: I'm(やる気)
B: Come on. That's no way to talk.
◆Bのパートを演じてください。1~3の音声が連続して流れます。日本語のヒントはありません。
1. A: What's the matter? You keep touching your jaw.
B: It's this ……
2. A: Congratulations! You've finished your first marathon.
B: Thanks. ……
3. A: I'm having a low-energy day.
B: Come on. ……
今日のワンポイント
bother「悩ます、邪魔をする」を使った例文をいくつか挙げておきます。
Don't let it bother you.
→気にするなよ。
Is something bothering you?
→何か気になることがあるのかい?
I'm not bothering you, am I?
→僕、邪魔してないよね?
You don't need to bother him.
→彼の手を煩わす必要はないよ。
Sorry to bother you when you're so busy.
→忙しいのにすみません。
また明日。See you tomorrow.
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