音読で英語の筋トレ(音読141回) イライラ・窓・君次第 | マイナビブックス

音読で英語の筋トレ

音読で英語の筋トレ(音読141回) イライラ・窓・君次第

2017.07.03 | 岩村圭南

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第141回

月曜日は「音読」の日。早速、英語の筋トレを始めましょう。英文1~3と和訳を読み、音声を聞いてから、繰り返し音読してください。

【音読】
1. イライラ

You shouldn't talk to him.
He's really irritable today.
I'd steer clear of him if I were you.

彼に話しかけない方がいいよ。
今日は彼、とってもイライラしてるから。
僕だったら近づかないな。



2. 窓

Don't play innocent with me.
I saw you break the window.
Now do you want to change your story?

とぼけるなよ。
君が窓を割るのを見てたんだから。
今度は違う話をするのか?



3. 君次第

I've done my part.
The rest is up to you.
I'll go with whatever you decide.

自分の責任は果たしたよ。
後は君次第だ。
君の決定に従うよ。



▽解説・練習

【解説】
1. irritable「イライラしている」。I'dはI wouldの短縮形です(仮定法)。steer clear of ~「~を避ける、近づかない」。(例)Steer clear of her. She's having another one of her moods. 「彼女に近づくなよ。機嫌が悪いから」。

《発音アドバイス》
shouldn't talkは「シュドゥントーk(母音の[ウ]を付けない)」という感じで。reallyとirritable(赤字はアクセントの位置)の[r]に注意。steer clearとyouを強調しましょう。

2. play innocentは「とぼける、知らんふりをする」という意味。(例)Stop acting like you don't know!「とぼけるんじゃないよ!」。breakの前にtoは不要。change the story「話を変える」。

《発音アドバイス》
innocentのアクセントに注意(赤字)。saw, break, window, Now, want, change, storyにストレスを置き(リズムを意識)、最後にイントネーションを上げます。

3. do one's part「役割(責任)を果たす」。rest「残り」。be up to ~で「~次第である」の意味。go with ~「~に従う」。(例)It's all up to you now.「さあ、すべては君次第だね」。

《発音アドバイス》
強調リズムを意識して言ってみましょう。強調する語は ─ done, part, rest, up, you go, whatever, decideです。

【実践練習】
出だしの語を見て英文1~3を思い出しながら言ってみましょう。

1. イライラ …… You - He's - I'd
2. 窓 …… Don't - I - Now
3. 君次第 …… I've - The - I'll

今日のワンポイント

次の例文を参考にして、~ up toの使い方を覚えましょう。

It's all up to you from here on.
→後は君たちに任せるよ。
I'm leaving this job up to you.
→この仕事、君に頼んだよ。
I'll leave all the scheduling up to you.
→時間とかは全部任せるから。
It's up to you whether you take my advice.
→僕のアドバイスを受け入れるかどうかは君次第だよ。
The success or failure of this project is all up to you.
→このプロジェクトがうまく行くか失敗するかはすべて君にかかっている。

また明日。See you tomorrow.

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