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第140回
月曜日は「音読」の日。早速、英語の筋トレを始めましょう。英文1~3と和訳を読み、音声を聞いてから、繰り返し音読してください。
【音読】
1. 世の中
It sure is a small world, isn't it?
Imagine meeting you here.
What are you doing in the library?
世の中本当に狭いよね。
ここで君に会うとは。
図書館で何をしてるの?
2. 失敗
Don't dwell on your failures.
Think positive.
Each one is a lesson you've learned from.
失敗したことをくよくよ考えるなよ。
前向きに考えないと。
失敗から学んできたことがあるだろう。
3. 謝罪
Stop apologizing.
I can't tell what you're talking about.
Just get to the point.
謝るのはよせよ。
何を話してるのかわからない。
はっきり言ってくれ。
▽解説・練習
【解説】
1. sureは強調するために使われています。Imagine meeting you here.「(まさか)ここで君に会うとはね」。imagineの代わりにfancyも使えます。
《発音アドバイス》
sureとsmall worldを強調し、isn't it?でイントネーションを下げます。imagineの[ae]の発音に注意。hereでゆっくり下げましょう。What are youは「ワラユー」という感じで。doingで軽く上げ、libraryで下げます。
2. dwell on ~で「くよくよ考える、くどくど話す」という意味。Think positive.「前向きに考える、プラス思考をする」。(例)Stay away from negative thoughts.「否定的な考えをしないように」。lessonとyou'veの間にthatが略されています。
《発音アドバイス》
Don'tの[ou]に注意して、dwellとfailuresを強調。Thinkの[θ]とpositiveの[v]は[ス、ブ]にならないように。Each, lesson, learnedにストレス。
3. apologize「謝罪する」。名詞形はapologyです。この場合のI can't tellは「わからない」という意味。get to the point「要点を言う、本題に入る」。(例)Hurry up and get to the point.「さっさと本題に入ってくれ」。
《発音アドバイス》
apologizingのアクセントに注意(赤字)。can't tellを強調。talkingでイントネーションを軽く上げ、aboutで下げます。Justは「ジャス」、getとpointを強調しましょう。
【実践練習】
出だしの語を見て英文1~3を思い出しながら言ってみましょう。
1. 世の中 …… It - Imagine - What
2. 失敗 …… Don't - Think - Each
3. 謝罪 …… Stop - I - Just
今日のワンポイント
次の例文を参考にして、I can't tell「わからない」の使い方を覚えましょう。
I can't tell one from the other.
→どっちがどっちか区別がつかない。
I can't tell if it's sunny or raining.
→晴れてるのか、雨が降ってるのか、どっちなんだ。
I can't tell what's causing it.
→何が原因なのかわからない。
I can't tell good wine from bad.
→いいワインと悪いワインの違いなんてわからない。
You got a perm? I can't tell.
→パーマをかけたの?わからないな。
また明日。See you tomorrow.
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