音読で英語の筋トレ(音読138回) 借金・バスケ・金持ち | マイナビブックス

音読で英語の筋トレ

音読で英語の筋トレ(音読138回) 借金・バスケ・金持ち

2017.05.29 | 岩村圭南

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第138回

月曜日は「音読」の日。早速、英語の筋トレを始めましょう。英文1~3と和訳を読み、音声を聞いてから、繰り返し音読してください。

【音読】
1. 借金

You want another loan?
No way.
You still haven't paid off the last one.

またお金を借りたいって?
無理ですよ。
この前のをまだ返済していないんですから



2. バスケ

You go and play basketball.
I'll sit here and cheer you on.
Sports is not my strong suit.

バスケやってこいよ。
僕はここに座って、声援するから。
スポーツは得意じゃなんだ。



3. 金持ち

The rich get richer.
And the poor work harder.
That's the way it is.

金持ちはどんどん豊かになって。
貧乏人はさらに頑張って働く。
そういうことなのか。



▽解説・練習

【解説】
1. loan「借金、ローン」、No way.「とんでもない、だめだ」。(例)No way! That's a tall tale.「嘘だろう!そんなのほら話だ」。pay off「完済する」。

《発音アドバイス》
loanでイントネーションを上げます。No way.は[ノゥウェーイ]。still, paid, lastにストレを置きましょう。

2. go and ~「行って~する」。cheer onは「声援を送る」、cheer upは「元気づける」という意味。strong suit「強味、長所」。(例)Cooking isn't my strong suit.「料理は得意じゃないの」。

《発音アドバイス》
go and playは[ゴゥアンプレィ]という感じで。sit hereの後のandも同様。notとstrong suitを特に強調しましょう。

3. The richは「金持ち(の人々)」、the poorは「貧乏人」という意味。(例)It used to be said that only the rich could play golf.「かつてゴルフは金持ちのスポーツだと言われていた」。That's the way it is.は「そういうものだ、それが現実だ」に当たる言い回し。

《発音アドバイス》
richとricherの[r]を意識しましょう。poorとharderを強調。That'sとtheの[ð]が[ズ]にならないように。it isは[イリイズ]。

【実践練習】
出だしの語を見て英文1~3を思い出しながら言ってみましょう。

1. 借金 ……You - No - You
2. バスケ …… You - I'll - Sports
3. 金持ち …… The - And - That's


今日のワンポイント

次の例文を参考にして、「still haven't+過去分詞」の使い方を覚えましょう。

I still haven't thanked you for the other day.
→まだこの前のお礼を言ってなかったね。
I still haven't gotten around to it.
→まだ取りかかっていないんです。
You still haven't gotten over your cold, so take care.
→まだ風邪が治ってないんでしょう。お大事に。
You still haven't learned a thing from it!
→まだ懲りてないのか!
I still haven't replied to his e-mail.
→彼のメールにまだ返信していなかった。

また明日。See you tomorrow.

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