音読で英語の筋トレ（音読134回）　喉の痛み・マンネリ・パーティー

第134回

月曜日は「音読」の日。早速、英語の筋トレを始めましょう。英文1～3と和訳を読み、音声を聞いてから、繰り返し音読してください。

【音読】
1. 喉の痛み

I had a pain in my throat.
So I had the doctor take a look at it.
He said it's probably nothing serious.

喉が痛くて。
医者に診てもらったんだ。
大したことないって言ってた。



2. マンネリ

I'm in a rut.
Work, eat, sleep -- that's all I do.
It's time for a change of pace.

マンネリだな。
仕事して、食べて、寝る ─ それだけ。
ペースを変えないと。



3. パーティー

Come to the party tonight.
Lots of people will be there.
It'll help you broaden your contacts.

今夜、パーティーに来れば。
大勢の人がいるから。
交際範囲が広がるよ。



▽解説・練習

【解説】
1.「～が痛い」はhave a pain in one's ～で表現できます。have＋人＋動詞で「（人に）～してもらう」の意味に。（例）I'm hoping to have him do it for me.「彼に代わりにやってもらおうと思っている」。nothing seriousの語順に注意。

《発音アドバイス》
強弱リズムを意識して音読してみましょう。pain, throat, doctor, look, He, probably, seriousにストレを置きます。

2. be in a rutで「マンネリになっている、型にはまっている」の意味。that's all I do.の文字通りの意味は「やることはそれがすべて」。It's time for ～「～する時である」。（例）It's about time for lunch.「そろそろお昼だな」。

《発音アドバイス》
I, rut, Work, eat, sleep, that's, all, do, time, change, paceにストレスを置いて、リズムに乗って言ってみましょう。

3. thereはパーティー会場のこと。help you (to) broadenのtoは省略します。（例）Can I help you make dinner tonight?「今夜は夕食を作るのを手伝おうか？」。broaden「広げる（他動詞）、広がる（自動詞）」。（例）Shouldn't you broaden your horizons a little? 「少しは視野を広げた方がいいんじゃないか？」。

《発音アドバイス》
tonightが「トゥナイト」にならないように。thereの[ð]に注意。help, broaden, contactsにストレスを置きます。

【実践練習】
出だしの語を見て英文1～3を思い出しながら言ってみましょう。

1. 喉の痛み …… I - So - He
2. マンネリ …… I'm - Work - It's
3. パーティー …… Come - Lots - It'll


今日のワンポイント

次の例文を参考にして、動詞broadenの使い方を覚えましょう。

They say that travel broadens the mind.
→旅行をすると物の考え方が広くなるそうだ。
Using the Internet can broaden your business horizons.
→インターネットを使うとビジネスの可能性が広がる。
Maybe it would be a good idea to study in the U.S., just to broaden my perspective on things.
→ものの見方を広げるために、アメリカ留学もいいんじゃないかな。
I feel like my world has expanded since I started speaking English.
→英語が話せると世界が広がった気がする。

また明日。See you tomorrow.


※本サイト『日刊 英語の筋トレ』の一部あるいは全部を著者、発行者の承認を受けずに無断で使用することは禁じられています。