映画『一命』、パロアルト国際映画祭にて3D技術賞「PAIFF&Dolby3D賞」受賞

2011年10月15日より日本公開される映画『一命』が、アメリカで開催されたパロアルト国際映画祭にて、「PAIFF&Dolby3D賞」受賞を受賞しました。

(C)2011 映画「一命」製作委員会

パロアルト国際映画祭は、今年が第1回目となる新たな映画祭。開催地となるパロアルトは、サンフランシスコのベイエリアにあり、Palo Alto研究所(かつてのゼロックス研究所)、ヒューレットパッカード、Facebookなどのハイテク企業や研究所の拠点となっている街です。

 

今回、『一命』が受賞した「PAIFF&Dolby3D賞」は、パロアルト国際映画祭と音響効果技術で知られるドルビーが共同で主催する賞。ドルビーがスポンサーとなり、技術的かつ芸術的な偉業を納めた立体映画(3D映画)に贈られる賞として設立されたとのこと。ストーリーの深さ、技術的な精密さ、作品の出来などを考慮し、パロアルト映画祭の役員やプログラマーが2011年の各国際映画祭(ベルリン、カンヌ、サンダンス、トライベッカ)などに参加して試写した作品の中から選ばれたとのこと。

(C)2011 映画「一命」製作委員会

世界的にも評価の高い三池崇史が監督を担当、主演には市川海老蔵、そして音楽は坂本龍一。とにかく豪華な布陣で話題となっている時代劇『一命』ですが、3D映画としても高い評価を得ているようで、公開が楽しみです。

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タナカカツキのまんがにオチを描く「1コマまんがバトル」開始

漫画家/映像作家として幅広く活躍するタナカカツキ氏。彼のデジタルまんがに読者がオチを描いて投稿するというユニークなコンテストが2011年10月1日から開催されます。

 

これは、ペンタブレット製品で有名なワコム開催しているもの。お題としてサイト上に提示されているデジタルまんがに、最終コマにオチを描いて投稿する企画「オチを描いて王座を目指せ! 1コマまんがバトル」の第3弾として2011年10月1日から2011年12月31日までの間、作品投稿を受け付けるそうです。

タナカ氏の作品はこのコンテストの為に描き下ろされた新作で、作品の投稿は、オチのセリフだけを書く「お気軽モード」と、オチの1コマを全て描く「本気モード」のいずれかを選ぶことが可能とのこと。またモードごとにまんがは違う作品が用意されているようです。

投稿者の中から、毎月各モード1名(1作品)を「月間チャンピオン」、お題となるまんがごとに1名(1作品)を「お題グランプリ」に選出し、賞品が進呈されるとのこと。オンライン描画ツールを利用し、デジタルでイラストやセリフを書き込めるため、タブレットユーザーだけでなく、タブレットを所有していない人でも気軽に投稿可能となっています。

 

「オチを描いて王座を目指せ! 1コマまんがバトル」は、2011年10月1日に開始。2011年12月31日まで投稿可能。

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8,500人のアーティストが作品を展示・販売する「デザイン・フェスタ vol.34」

プロ・アマ問わず、様々なクリエイター/アーティストの自由な表現を楽しむ事が出来る巨大イベントとして1994年にスタートした「デザイン・フェスタ」。2011年11月12日(土)・13日(日)には、東京ビッグサイトにて「デザイン・フェスタ vol.34」が開催されます。

 

「デザイン・フェスタ」は、クリエイティブに関わる人にとっては、新しいデザイナーやイラストレーター、カメラマンなどを知る場としても機能しています。また、「デザイン・フェスタ」でしか入手できないウィルメイドなデザインアイテムを発見する喜びもあります。デザインやアートを勉強している人にとっては、自分を表現したり、作品を発表する場としても重要ですし、様々な作品を見るだけでも、大きなインスピレーションを得ることができます。会場には、膨大なコンテンツが用意されているので、朝から晩まで楽しむことができます。アートやパフォーマンスだけでなく、出展されている飲食ブースなども、「デザイン・フェスタ」楽しみのひとつです。

 

今回の「デザイン・フェスタ vol.34」では、過去最大の2,992ブースが出展され、8,500人のアーティストがオリジナル作品を展示・販売するとのこと。

 

「デザイン・フェスタ vol.34」は2011年11月12日(土)・13日(日) 11時~19時 東京ビッグサイト 西ホール全館にて開催。入場料は 前売り券800円(両日前売券1,500円)、当日券1,000円(両日前売券1,800円) となっています。

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手軽にモンタージュ写真や平均顔写真が作成できるiPhoneアプリが登場

Crazy Interactiveが「CrazyFaceCam(顔面カメラ)」というiPhoneアプリをリリースしました。

 

CrazyFaceCamは、シンプルな「平均顔」、「モンタージュ」、「顔の歪み錯視」を、フレームに合わせて写真を撮ることで作成するというユニークなアプリケーションです。

複数の人の顔写真を所有していれば、誰でも複雑な操作無しで、平均顔、モンタージュ、顔の歪み錯視といった画像を制作し楽しむことが可能です。

 

平均顔とは、複数の人の顔の画像を重ね合わせ平均化したもの。画像2枚以上から実行可能で、使用する枚数が多いほど、綺麗に仕上がる傾向にあるようです。モンタージュでは、ベースとなる顔の「目」、「鼻」、「口」を任意の顔の同じパーツと入れ替え、画像を作成します。また、顔の歪み錯視は、目の錯覚によって顔が歪んで見えるという現象を再現したもの。これは画像5枚以上で作成可能です。

 

自分の顔はもちろんのこと、知人の顔など、様々な顔写真を使用して手軽に効果を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

「CrazyFaceCam(顔面カメラ)」は、iPhone、iPod touchおよびiPad互換。iOS 4.0以降が必要。App Storeにて販売。価格は85円となっています。

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詩人・谷川俊太郎の33篇の詩をまとめた詩集アプリ「谷川」が登場

カヤックが、ナナロク社、リアルコーヒーエンタテインメントとの共同開発で、詩人・谷川俊太郎の33篇の詩をまとめた詩集アプリ「谷川」をAppstoreにてリリースしました。

「谷川」では、アプリを立ち上げると、谷川氏の書き下ろし3篇を含む全33篇の詩の印象的な一節が、画面上の川を流れろように表示されます。小鳥の鳴き声やせせらぎの音声を聴きながら、川面をゆるやかに流れるように表示される谷川氏の言葉を楽しめる癒しのアプリです。

 

詩を指でタッチしてハネさせたり、iPhoneを傾けて詩の流れる速度を調整したりすることも可能です。また、気になる詩を釣竿で釣りあげて、詩の全文を読んだり、Twitterで友だちに知らせしたり、魚拓風にコレクションすることも可能とのこと。すべての詩を集めると、谷川俊太郎氏本人からのメッセージが閲覧できます。

 

「谷川」の価格は350円。対応OSはiOS 3.2以降。対応機種はiPhone、iPod touchとなっています。

 

詩人としての活動だけでなく、絵本執筆、翻訳、映画制作に携わるなど、多岐に渡り精力的に活動する谷川氏のユニークなアプリ。ファンの人はダウンロードしてみてはいかがでしょうか。

 

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