日々たくさんの書籍が発行されています。
その中から、自分が本当に読みたい本、面白いと思う本を探し出すのは結構、難儀なことになっています。
皆さんは、本を選ぶとき、何を参考にしているでしょうか。
一つの道標となってくれるのが、書籍の冒頭に書かれている「はじめに」や「前書き」「序」といった文章でしょう(ここでは総称として「はじめに」とします)。書店で立ち読みするとき、とりあえず「はじめに」を読む方も多いのではないでしょうか。
「はじめに」は「メインテーマを示唆するもの」だったり、「本文を読みたくさせるリード文」だったり、「その本を書くに至った経緯」だったりしますが、上手に書いてある「はじめに」は、ちゃんと読んでみよう、買ってみようという気にしてくれます。
もちろん、著者もそのことはよくわかっているので、力を入れて書いているように感じます。
「はじめに」自体が一遍の魅惑的なコラムであるとも言えるのではないでしょうか。
そんな「はじめに」をまとめて1冊の雑誌にしたら、面白さの塊になるのではないか、と考えて、電子雑誌を出すことにしました。
言ってしまえば「はじめにマガジン」です。
力の入ったコラム集として、そして読書案内として、本好きな方々の役に立つのではないかと思っています。
月刊はじめに 編集部