ある日の取材中の会話です。
飛ぶ… 伸びが違う… キャリーが… 越えろ…
「ホラね、こうやってゴルフ雑誌をめくりながら広告に入っているキャッチコピーだけを、追いかけると、どれもボールの飛距離を伸ばそうとするものばかりでしょう」
と、つぶやく主はティーチングプロの桑田泉氏。
実は、この桑田プロ、優れた指導を行なうティーチングプロとその指導法を表彰する「PGAティーチングプロアワード」において、これまで該当者の出なかった最優秀賞を初めて受賞したすごいゴルフコーチ。そして、なんと! プロ野球・読売ジャイアンツの伝説のエース、あの桑田真澄氏の弟さんでもあります。顔立ちや雰囲気もけっこう似ていたり(笑)。
さらに、桑田さんのつぶやきは続きます…
「ゴルフは、そもそもボールの飛距離を競う競技ではないんですケドね〜」
すかさず私が、頼りなくアマチュアゴルファーの心理を
代弁…の、つもり
「それは皆さん、分かっちゃいるんでしょうけど。やっぱりボールを遠くまで飛ばしてこそ、うまいっていうか、かっこいいっていうか…」
「じゃあ、野球でボールを遠くに飛ばすホームランバッターだけがかっこいいですか? イチロー選手みたいにテクニックのある選手だって、すごくかっこいいじゃないですか。僕のアニキのようなピッチャーだって、ちゃんと評価されてるし。だからゴルフだって、ボールが遠くまで飛ぶのがかっこいい! じゃなくって、技術があってスコアが良い人こそ、かっこいいはずでしょ」
…はぁ〜、確かに、なるほどぉ! 桑田プロのこの一言で反論の余地なくなっちゃいました。おっしゃる通り、ボールの飛距離ばかりに執心して、いつまでも100を切れないスコアのままでいるほうが、よっぽどかっこわるいですね。
「桑田プロッ! もう一度、気持ちを入れ替えてゴルフやり直しますッ!」
と、つい叫びたくなった私やあなたにピッタリの本が、3月28日に出ますッ!

『0からやり直す本当のゴルフの教科書 〜常識をくつがえす桑田泉のクォーター理論〜』
- 著者:桑田 泉(PGAティーチングプロ/ダブルイーグル代表)
- 定価:1,575円(税込)
- ISBN978-4-8399-4195-6
この本を読めば、今まで疑問を感じなかったゴルフ観、セオリー、テクニック、すべてを考え直すきっかけとなり、0(ゼロ)からやり直すことが出来ます。
ぜひ、あなたも「本当にかっこいいゴルフ」で、コースで輝いてください。