短期間のカーリースにおすすめの会社教えます。1か月、1年、2年の短期契約で車に乗ろう。

カーリースは長期で契約すればするほど月額の支払い金額は安くなりますが、「一時的に利用したい」「転勤が多いので長期契約ができない」などの理由で、短期契約をしたい!と言う人も多くいます。

今回は16社の中でも、1年、2年という短い期間で契約できるカーリース会社を6つ探しましたので、参考にしてください。

なお、以下におすすめのカーリース会社をランキングにした記事がありますので参考にしてください。

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ニコノリ

「短期間で借りたい」そして「すぐに車に乗りたい」という場合はニコノリが良いでしょう。中古車なら3日程度、新車でも14日程度で納車してくれます。また来店しなくてもネットで契約すれば自宅まで車も運んでくれるので、「気軽さ」が人気です。メンテナンス込みでも、他のカーリース会社より安いので、一度公式サイトをチェックしてみましょう。

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目次

1か月、1年、2年の短期契約があるおすすめのカーリース会社6社

カーリース短期契約TOP3
1ヶ月1年2年途中解約金
定額カルモくんあり
ニコノリあり
クルカプラン選択
ノルカあり
SOMPOで乗ーるオプション
ポチモあり
短期契約があるおすすめのカーリース会社6社

カーリースの多くは3年以上、5年以上の契約が多いです。

また短期契約できるカーリースでも、長期契約の方が「走行距離の制限がない」「契約終了後に車がもらえる」などの特典もあります。

ただ、カーリースのいいところは「1年だけ車が必要」「短期的に車を乗換えたい」という希望がかなうことです。

今回は主に1か月、1年、2年契約できるカーリース会社を紹介していきます。

【定額カルモくん】短期も長期も一番定番のカーリース

定額カルモくん
価格定額カルモくんのチャート
12,820円~(軽自動車)
17,330円~(普通車)
15,100円~(中古車)
頭金ボーナス払い契約期間途中解約金
なしなし1~11年あり
中古車軽自動車納車目安審査
1.5か月~あり
保険料自動車税車検消耗品
込み込みオプションオプション
メンテナンス修理代車距離制限
オプションオプションなしあり
特徴
契約年数は1年刻みで選択可、7年以上で走行距離が無制限。
契約満了後は自動車を貰えるオプションあり。
国内ほぼ全メーカー扱いあり。

1年契約からカーリースできる会社は少ないですが、定額カルモくんでは1年~11年まで1年ごとの契約を選ぶことができます。

もちろん短期間の方が割高になりますが、普通に車を買うよりは安い価格設定になっています。

スズキ ハスラーの例
  • 1年契約 約72,000円
  • 2年契約 約44,000円
  • 3年契約 約33,505円
  • メンテナンス込み 約4,000円/月

また定額カルモくんのいいところは頭金、ボーナス払いなどなく、シンプルに毎月定額で車に乗れることです。

他のカーリースでは、月額料金は安いが、ボーナス払いも含めると結局高くなるということもあります。

また保険料、自動車税なども込みですし、月額定額でメンテナンス込みにすることもできます。

その他に国内の全メーカー全車種を基本的に取り揃えています。

定額カルモくんはオリックス自動車株式会社との提携サービスになりますので、リースできる車はオリックス自動車が扱う正規ディーラー車になり、その点も安心材料です。

最安値のカーリース会社ではありませんが、他と比べて高いというわけではありませんので、失敗したくない人は定額カルモくんに決めると良いでしょう。

【ニコノリ】納車も早く安いカーリース

ニコノリ
価格ニコノリのチャート
5,500円~(軽自動車)
15,400円~(普通車)
5,500円~(中古車)
頭金ボーナス払い契約期間途中解約金
選択選択1~9年あり
中古車軽自動車納車目安審査
3日~あり(易しめ)
保険料自動車税車検消耗品
込み込み込みオプション
メンテナンス修理代車距離制限
込み利用者負担なしあり
特徴
契約満了後は貰うこともできる。
納車が最短3日(要来店)
契約は1~9年、1年単位で選べる。
メンテナンスパックなしでも最低限のメンテあり。
月額の下限が安い

ニコノリも1年~9年まで選べるカーリースになります。

他のカーリース会社と比べて非常に安い価格に見えますが、ボーナス払いをせずに、契約すると定額カルモくんとほぼ同じくらいの価格帯になります。

ただ、定額カルモくんより安く、メンテナンスも込みになります。

また車種や在庫状況にもよりますが中古車なら3日程度、新車でも14日程度で借りれる場合もあるので、短期契約で、できるだけ早く車が必要だ」と言う方はニコノリを選ぶと良いでしょう。

カルモくんもニコノリも当サイトのカーリースランキングで上位のサービスになるので、安心して利用頂けると思います。

【クルカ】今乗ってる車も下取りに出せる

クルカ
価格クルカのチャート
29,700円~(普通車)
頭金ボーナス払い契約期間途中解約金
なし選択2、3年選択
中古車軽自動車納車目安審査
要相談あり
保険料自動車税車検消耗品
込み込み不要利用者負担
メンテナンス修理代車距離制限
利用者負担利用者負担記載なしあり
特徴
今利用している車の下取り受付あり。
クレジット支払い可能。
自由解約型プランがあり。
走行可能距離は1km11円でオプション追加できる。

クルカは基本的に2年、3年の短期契約になりますが、「自由解約型」のプランの場合は1年以上乗れば、いつでも解約が可能になるというプランがあります。

ですので、実質1年~の短期間の利用が可能になります。

ただ自由解約型の場合は、1年目が少し割高になりますので、その点だけ注意が必要です。

【例】(トヨタ ハリアーの場合)
通常プラン
  • 1年目 約35,000円
  • 2年目 約35,000円
  • 3年目 約35,000円
自由解約型
  • 1年目 約47,000円
  • 2年目 約35,000円
  • 3年目 約25,000円

自由解約型は1年目以降解約できるのですが、年々お得になっていくので、どちらかと言えば短期契約より、長期契約の方がお得になるでしょう。

またクルカが取り扱っている車種はカルモくんやニコノリに比べると少ないですが、ミニバン、SUV、セダンと国内の高級車をカーリースできることが特徴です。

軽自動車や安い車をカーリースするのではなく、ファミリーカー、高級車を契約するのであれば、クルカがお得になるでしょう。

【ノルカ】審査通過率95%のカーリース

ノルカ
価格ノルカのチャート
33,000円~(普通車)
34,800円~(中古車)
頭金ボーナス払い契約期間途中解約金
あり選択2、3年あり
中古車軽自動車納車目安審査
要相談あり(易しめ)
保険料自動車税車検消耗品
込み込み込み利用者負担
メンテナンス修理代車距離制限
利用者負担利用者負担記載なしあり
特徴
審査通過率95%と高い。頭金20万円あり。
支払いが滞ると遠隔制御(MCCS)でエンジン停止するが、入金すれば再度運転可能。
それを条件に審査は緩い可能性が高い。

ノルカはクルカ株式会社が運営しているサービスになります。

クルカと比べると基本的なサービス内容は一緒ですが、少しノルカの方が割高にはなります。

【例】(スバル フォレスターの場合)
  • クルカ 約43,000円/月(36回払い)
  • ノルカ 約54,000円/月(36回払い)

しかしノルカは他のカーリース会社で審査が通らない」「自動車のローン契約の審査が通らない」と言う方でも乗れる可能性のあるカーリースになります。

ノルカの審査通過率は95%なのですが、なぜ通過率が高いのかというと、以下の条件があるからです。

  • 審査時に会社などのヒアリングなし
  • 連帯保証人の必要なし
  • 頭金20万円が必要
  • 万が一支払いが滞ったら車両位置を特定しエンジンがストップ

このような条件があるので、ノルカ側も「万が一、支払いができなくなっても車を回収できる」という仕組みなので、契約が可能なのです。

ちなみに位置情報を把握してストップをするので「交通の邪魔になるような場所」(例えば高速道路上など)でストップすることはありませんので、安心してください。

もちろんクレジットカードが作れない方のためにコンビニ支払いにも対応しています。

ですので収入はあるのに

  • 会社を作りたてでローンが通らない
  • 個人事業主なのでローンが通らない
  • クレジットカードが作れない

という方にもおすすめです。

その他にも、支払い能力があるにも関わらず、過去の何らかの事情でローンが通らない、カードが作れないという場合は、審査をしてみても良いでしょう。

【SOMPOで乗-る】損保ジャパンの任意保険をリース料金に

SOMPOで乗ーる
価格SOMPOで乗ーるのチャート
13,640円~(軽自動車)
21,120円~(普通車)
28,000円~(中古車)
37,290円~(外車)
頭金ボーナス払い契約期間途中解約金
選択選択1~9年オプション
中古車軽自動車納車目安審査
1~2か月あり
保険料自動車税車検消耗品
込み込みオプションオプション
メンテナンス修理代車距離制限
オプションオプション記載なしあり
特徴
契約満了後は貰うことができる。
中途解約オプションがある。
即納車できるものもある。
外車取り扱いあり。

SOMPOで乗ーるは外車のカーリースもできる珍しいカーリースになります。

また損保ジャパンの任期保険をリース料金に組み込めるメリットもあります。

サイト上では3年、5年、7年、9年のプランを掲載していますが、1年~2年の短期契約にも対応しています。

その他にはSOMPOで乗ーるを短期契約する時のメリットとして「中途解約オプション」「残価保証オプション」の2つのオプションがあることです。

中途解約オプション例

月々1,100のオプション料金で5年契約の場合3年目以降中途解約可能

残価保証オプション例

月々1,100円のオプション料金で契約満了時の残価が低い場合の差額も精算不要

このように「カーリースのリスク」を最小限にとどめるオプションが存在するので、「カーリースを契約してこんなはずじゃなかった!」と絶対になりたくない人は見積もりをしてみた方が良いでしょう。

【ポチモ】9000台近い中古車から選べる

ポチモ
価格ポチモのチャート
12,430円~(軽自動車)
12,100円~(中古車)
頭金ボーナス払い契約期間途中解約金
選択記載なし2、4、6、8年あり
中古車軽自動車納車目安審査
1.5~2か月あり
保険料自動車税車検消耗品
込み込みオプションオプション
メンテナンス修理代車距離制限
オプションオプション記載なしなし
特徴
ガソリン値引きがある(出光とのコラボ企業)対象はapollostation・出光・シェルSS
中古車専門
走行距離制限がない。

ポチモはも2年という短期で契約できるカーリース会社になります。

特徴としては「中古車」であるということです。

ポチモを運営する出光興産(皆さんご存じのガソリンスタンド)がオートサーバー(日本最大級の中古車流通ネットワーク)と連携し、品質の良い中古車をカーリースすることができます。

  • 修理歴がない
  • 走行距離は10万キロ以下

という中古車をリースできるので、品質も問題ありません

中古車の在庫状況にもよりますが、この記事を書いている時点だと「スズキのハスラー(走行距離9.2万キロ)が2年契約で約50,000円」だったので、カルモくんより高い状態でした。

在庫状況や契約期間により価格は変動しますが、個人的には新車のカルモくんの方が安ければ、そちらの方にするかなぁという印象です。

短期間だけ車を所有する方法は主に4つ

1ヶ月~1年程度の短期間だけ車を所有する方法は、カーリースを含めて4つほど挙げられます。

それぞれ短期間の車の所有においてどのようなメリットデメリットがあるのかを知っておきましょう。

1.車を購入する

一つ目は新車や中古車を購入する方法です。

車は完全に自分の所有物となるためドレスアップも自由ですし、多少の傷がついてしまっても気兼ねなく乗ることができます。

ただしあまりにも安い中古車の場合は、劣化しやすくむしろ維持費が高くつく可能性が考えられるほか、別途税金や保険料、手数料などをまとめて支払わなければなりません。

不要になったタイミングでいつでも売却できますが、特に1ヶ月以内の超短期利用の場合、コストパフォーマンスはあまり良くないかもしれませんね。

2.マンスリーレンタカーを利用する

レンタカーと聞くと1日〜数週間程度の一時的な利用をイメージされる方が多いかもしれませんが、1ヶ月の利用が前提の「マンスリーレンタカー」というサービスも存在します。

車庫証明の取得なども必要ないため、手続きが非常に簡単で予約さえ取ることができれば手続きをしてすぐに車に乗ることが可能です。

ただしマンスリーレンタカーは、通常のレンタカーを1ヶ月間借りるよりは割安ですが、それでも60,000円〜150,000円前後の料金が必要となります。

諸々の手続きが面倒な方やお急ぎの方にはおすすめですが、先述した料金の高さやナンバープレートが「わ」「れ」ナンバーになるという点がデメリットです。

短期カーリースと手続きや料金面などを比較しつつ考えてみて欲しいと思います。

3.短期カーリースを利用する

冒頭でもお伝えした通り、通常のカーリースは3年~11年程度の長期間契約が前提のサービスが多いですが、1ヶ月単位での短期契約が可能なカーリースも存在します。

このような短期契約が前提のカーリースであれば1日あたり500円程で車を貸してくれるところもありますので、1ヶ月〜数ヶ月程度の利用をお考えの方にとっては最もお得な手段と言えそうです。

ただし、通常カーリースは初期費用が不要というメリットが挙げられるのですが、短期契約を前提としたカーリースでは数万円の初期費用や保証金が必要なケースもあります。

保証金は車両返却時に問題がなければ返してくれますが、車両準備費用や名義変更費用などの名目で初期費用が必要な場合は、原則として返ってくるお金ではないため注意しましょう。

なお、月額料金自体は15,000円前後~が目安となっており、かなりお安く借りられるリース会社もあります。

4.カーシェアリングを利用する

カーシェアリングは月額会員制のため毎月基本料金を支払いつつ、車両を利用した分だけ料金を支払うシステムです。

数時間~24時間、または深夜帯などでパック料金になっていることが多く、短時間であればお得に利用できることがありますが、基本的に1ヶ月間の利用で特別お得になるというカーシェアサービスはほとんどありません。

1ヶ月間利用するとなると、各時間帯のパック料金を組み合わせてもひと月あたりの料金は120,000円~230,000円前後が目安となっており割高です。

ただしカーシェアリングでは一般的にガソリン代の負担が無く、専用のカードなどを使ってガソリンを入れることができます。

短時間の利用には非常に向いていますが、1ヶ月などの「短期間」となると短期カーリースの利用を検討された方が良いかもしれませんね。

1か月だけの短期だとカーリース?カーシェア?マンスリーレンタカー?

スクロールできます
短期カーリースカーシェアマンスリーレンタカー
契約期間1か月~数十分~1か月
1ヶ月あたりの料金16,000円前後~20,000円~30,000円前後
※毎日1時間×30日利用した場合
30,000円~100,000円前後
その他の必要費用・任意保険料
・保証金
・補償サービス(任意)・保険料(任意)
ナンバープレート一般的なナンバー「わ」・「れ」ナンバー「わ」・「れ」ナンバー
利用制限・走行距離制限
・ペットの乗車
・喫煙
など (会社による)
・走行距離制限
・ペットの乗車
・喫煙
・返却場所
など (会社・車種による)
・走行距離制限
・ペットの乗車
・喫煙
・返却場所
など (会社・車種による)
手続き方法・審査
・契約書類の取り交わし
・車庫証明書の取得
・会員登録
・予約
・予約
・契約書類の取り交わし

1か月の短期間で車を借りたいと考えたときに比較されやすいのが、カーリースカーシェアレンタカーの3つです。

いずれも1か月の短期間で利用できますが、初期費用の有無や利用する際の手続き方法、月額料金が異なるため、まずは表で違いをチェックしてみてください。

1か月であまり乗らないならカーシェアが1番

1か月の中でも車に乗る頻度や乗る時間、乗る距離が少ない方はカーシェアの利用がおすすめです。

1日1時間程度の利用や、週末だけの利用など限られた用途で、それほど距離を乗らなければ1か月あたり20,000円~30,000円程度で利用できます。

手続きは会員登録をして予約をするだけなのでとても簡単で、思い立った時に気軽に利用できるのもポイントです。

一方でカーシェアは乗り終えたら所定の駐車場に返却するのが基本となります。

1日短時間利用するごとに戻さなければならないのは少々面倒に感じる方がいるかもしれません。

また、車内の環境などは利用者同士のマナーやモラルに任せられているので、たばこの臭いが気になったり、ごみが残っていたりする車両にあたってしまうこともあるでしょう。

毎日乗るならカーリースかマンスリーレンタカーがおすすめ

カーリースマンスリーレンタカー
契約期間1か月~1か月
1か月あたりの利用料金16,000円前後~30,000円~100,000円前後
初期費用・任意保険
・保証金
・保険料(任意)
ナビや車載器など・業者、車種による
・オプションで追加できるケースもあり
業者、車種による
ナンバープレート一般的なナンバー「わ」「れ」ナンバー
走行距離制限月間1,500km~2,000km前後月間2,500km~3,000km前後
手続き・審査
・契約書類の取り交わし
・車庫証明書の取得
・予約
・契約書類の取り交わし
車の納期数日~10営業日程度契約後すぐに利用可能

通勤や送り迎え、お買い物など日々の予定で毎日ある程度の時間車に乗るという方は、カーリースやマンスリーレンタカーの方がコストパフォーマンスが高くなります。

ただし1か月あたりの利用料金には大きな差があるため注意が必要です。

なかでも「予約してすぐに利用したい」「手続きを楽に済ませたい」という方はレンタカーを選択するとよいでしょう。

予約さえとることができれば、通常のレンタカーと同じように店頭での手続きを済ませるだけですぐに利用ができます。

また、カーリースだと走行距離の制限や審査が心配だという方にもおすすめです。

しかし表から見ても分かるようにマンスリーレンタカーは料金がやや高いことや、ナンバープレートが「わ」「れ」となることがデメリットといえます。

マイカーのように乗りたいならカーリース

マイカーと同じような乗り方をしたいという方はカーリースがおすすめです。

利用料金が比較的安く、ナンバープレートも「わ」「れ」などではなく一般車両と同じ形式のものが利用できます。

また、契約中は自宅近くで契約している駐車場に停めておくことができ、万が一期間の延長が必要となった場合も融通を利かせやすいのが特徴です。

デメリットとしては保証金や審査が必要なことが挙げられます。

ただし保証金は車両返却時に清算金がなければ返してもらえますし、審査もクレジットカード払いにすることで避けられますよ。

短期のカーリースを選ぶときの上手な選び方

短期カーリースはマイカーのようにして毎日車に乗りたい方におすすめですが、人気のサービスがたくさんあって迷ってしまう方もいるでしょう。

短期カーリースを選ぶ際は以下3つのポイントから考えてみると、自分にぴったりのサービスを見つけやすくなります。

  1. 費用やオプション料金などから選ぶ
  2. 乗り始めたい日やどれくらい乗るのか考える
  3. 1人で、家族で、仕事でなど状況から選ぶ

費用やオプション料金などから選ぶ

短期カーリースといっても、1か月あたりの利用料金や保証金、オプション料金などはリース会社によって結構異なります。

たとえば保証金1つをとっても、10,000円と決まっているところもあれば、リース料金の1か月分と決まっているところ、前納の場合に〇万円と決められているところなど様々です。

まずは各サービスごとの費用に注目をして、自分の予算に合いそうなリース会社を絞り込んでみてください。

また、中途解約の決まりについても予め確認しておくと安心です。

乗り始めたい日やどれくらい乗るのか考える

短期カーリースは納車日もリース会社によって異なります。最短3日程度で利用できるようなところもあれば、最大2週間程度の期間を要するところもあります。

また、短期カーリースは基本的に予め契約期間が決まっているので、予定がすでにある場合は納車日や契約開始日を確認し、乗り始めたい日に合うよう調整が必要です。

契約期間を延長する可能性がある方は、延長の可否やその際の追加料金についてもチェックしておきましょう。

1人で、家族で、仕事でなど状況から選ぶ

車をどのように利用したいのかによって、必要な車両が異なります。

たとえば1人で通勤時しか利用しないということであれば軽自動車でも十分と考えられますし、家族で利用したい場合は軽自動車よりもコンパクトカーやミニバンなど最適です。

また、積雪地域で利用するなら4WD車両を選ぶ必要があるでしょう。

このように、状況や用途に応じて車両を選び、必要な車両を取り扱っているリース会社を選ぶことも大切です。

短期のカーリースのメリット7個

リース料金には色んな費用が含まれている

  • 自賠責保険料
  • 自動車税
  • 部品交換費用
  • 整備費用
  • 車検取得費用
  • ナンバー取得費など各手続き費用

など

長期カーリースのメリットはなんといっても「車の維持費のほとんどが毎月の一定額に含まれる」という点ですが、このメリットは短期カーリースでもしっかりと受けられます。

場合によってはタイヤの交換費用や修理費用も含まれるなど、リース料金の細かな内訳はリース会社によって異なるものの、費用面の管理が楽になるのはありがたいですよね。

月額料金は15,000円前後から利用できる

カーリースは契約期間が長くなるほど月々のリース料金を安く抑えられるため、長期契約が前提のカーリースでは月々10,000円以下の支払いに抑えられるリース会社もあります。

一方で短期カーリースの月額料金は15,000円が目安です。

とはいえ諸々の維持費も込みの料金ですし、マンスリーレンタカーやカーシェアリングと比較するとかなり安いのではないでしょうか。

ただし短期カーリースでは通常のカーリースにはない「初期費用」が必要なケースがあります。

初期費用についてはまた後述しますが、基本的には初期費用を含めてもマンスリーレンタカーやカーシェアリングより安く抑えられることがほとんどです。

一般車両と同じナンバーが利用できる!

レンタカーやカーシェアリングでは「わ」「れ」のナンバープレートが使用されますが、カーリースでは一般車両と同じナンバープレートが利用できます。

そのため周りから見ても借り物の車であることが知られることがありません

借りている車であることをあまり知られたくないという方にとっては非常に大きなメリットと言えるでしょう。

購入するより納期が早く、レンタカーよりすぐに乗れない

通常、車を購入すると車の取り寄せや整備、オプションなど様々な準備が必要となり、納車まで数週間~半年以上待たされることも珍しくありません。

しかし短期カーリースは在庫のある中古車を貸し出すことが多いため、納車までの日数は購入するよりも早くなります。

早いところだと3日程度で納車できるケースもありますので、お急ぎの方にもおすすめですよ。

カーシェアやレンタカーと違いマイカー感覚で乗れる

カーシェアやレンタカーと、短期カーリースの大きな違いとして挙げられるのが「ナンバープレート」です。

カーシェアやレンタカーのナンバープレートは「わ」「れ」が使われるため、ひと目で借り物であることが分かりますが、短期カーリースでは一般車両と同じナンバープレートが利用できます。

仕事はもちろんのこと、家族や友人とのドライブや近所へのお買い物も気兼ねなく楽しめますよ。

また、カーシェアの場合乗り終わるごとに所定の駐車場へ戻す必要がありますが、短期カーリースであれば自宅のガレージや駐車場に停めておくことができ、使い勝手もよいです。

短期契約だと色々と車種を変更できる

1か月などの予め決められている契約期間が終了したタイミングであれば、名義変更の手続きを行うことで別の車種に変更することも可能です。

長期カーリースでは5年~10年程度の契約期間が終了するまで車種の変更はできないので、短期カーリースならではのメリットといえます。

車の利用用途が幅広い方や状況や好みにあわせて車種を変えたいという方にもおすすめです。

短期契約にすれば中途解約の違約金が取られない

たとえば長期カーリースの場合、5年~10年前後で契約をして契約満了まで乗ることを大前提に月額料金を算出するため、原則として中途解約は許されません。

万が一中途解約を申し出た場合は莫大な違約金が請求されてしまうのが一般的です。

しかし短期カーリースであれば、「希望解約日の30日前に申し出る」などのルールを守ることで違約金なしでスッキリと解約できるリース会社もあります。

また、そもそも契約期間が短いことから中途解約のリスクが低いという点も大きなメリットです。

中途解約で違約金が発生する短期カーリースであっても、「リース料金の1か月分」など比較的少ない負担で解約ができるケースが多いでしょう。

カーリースを短期契約する際の注意点

続いて、短期カーリースのデメリットを3つに分けてお伝えします。

短期カーリースを利用するうえではデメリットもしっかりと把握しておきましょう。

短期カーリースでは中古車がメイン

通常のカーリースは月々一定額の支払いで「新車」に乗れるのが1つのメリットと言えますが、短期カーリースの場合は契約期間が短いため中古車を再利用することがほとんどです。

もちろん返却ごとにメンテナンスや清掃は毎回おこなわれていますが、「中古車の衛生面が気になる」という方にとってはデメリットと言えるでしょう。

車両返却時に原状回復の義務がある

これは通常の長期カーリースと同様ですが、契約満了で車両を返却した際に傷や破損などがあると修理費用を負担しなければならない可能性があります。

とくに短期カーリースの場合は契約時に契約者から保証金などを預かるリース会社がありますが、精算費用が発生した場合は保証金や預り金が充当されるということを覚えておきましょう。

車両返却時に何も問題がなければ、保証金や預り金は満額返却してもらえます。

1ヶ月程度の契約は初期費用が必要

前述の通り、短期カーリースの月額料金は安いところだと15,000円前後から利用ができますが、リース料金1ヶ月分程度の初期費用が必要となることがほとんどです。

初期費用はリース会社によって「車両準備費用」や「何かあった際の預り金(または保証金)」など名目が異なり、契約満了時に返却される場合とそうでない場合があります。

通常の長期カーリースでは一般的に初期費用は不要であるため、この初期費用が必要となる点については短期カーリースのデメリットと言えるでしょう。

長期的に乗ると購入するより割高になる可能性もある

短期カーリースは1か月~数ヶ月程度の利用を想定したサービスなので、価格設定もそうした用途に合わせた金額となっています。

そのため、短期カーリースを数ヶ月~1年以上の長期的な期間で利用すると、購入するよりも割高になってしまう可能性があるため注意が必要です。

もしも短期カーリースを契約していて、長期間の利用が必要となった場合はそのまま短期カーリースを利用するのではなく、新たに長期カーリースなどの利用を検討していただくことをおすすめします。

レンタカーと違い車庫証明が必要になる

短期カーリースはマイカーのように乗れるのが大きなメリットですが、ゆえに車庫証明の取得が必要となるデメリットも付随してきます。

車の保管場所として自宅の駐車場や自身で契約した駐車場を利用することから、車庫証明の取得が必要となるわけですね。

車庫証明は原則として申請日から2日後に交付されることになっているため、どうしても「契約したその日に乗る」ということができません

車を利用する予定が決まっている方は、余裕をもって契約するなど工夫が必要となるでしょう。

走行距離に制限があるカーリース会社も多い

短期カーリースの車両は契約期間が終了したときに返却するのが基本です。

このことから、多くのリース会社では走行距離に制限が設けられています。

短期カーリースは毎日車に乗りたい方にはとてもおすすめですが、走行距離制限を超過すると、超過した距離に応じて追加料金が発生することがあるため注意しましょう。

なお、カーリースの走行距離制限は月間1,500km~2,000km程度で設定されていることが多いようです。

レンタカーとは違い審査がある

レンタカーは支払い方法などに関わらず契約時の審査がありません。

一方で短期カーリースでは支払い方法によっては与信審査が実施されます。

とくに現金払いなど、クレジットカード以外の支払い方法を選択した場合に審査が実施されるケースが多いため注意が必要です。

過去に借り入れでトラブルがあり信用情報機関に事故情報が掲載されてしまっている場合は審査に落ちてしまう可能性もあります。

心配な方はクレジットカードなど審査が行われない支払い方法を選ぶとよいでしょう。

長期カーリース契約との違いは?

短期カーリースと長期カーリースでは契約期間が大きく異なりますが、違いはそれだけではありません。

人によっては長期カーリースを契約する方がベストな場合もありますので、ぜひ以下の項目もチェックしてみてください。

新車に乗りたい場合は長期契約になる

基本的に短期カーリースでは中古車を貸し出すケースがほとんどですが、長期カーリースでは新車が用意されます。

中古車は費用を抑えられるのが大きなメリットですが、人によっては中古車であることが気になる方もいますよね。

新車を貸し出してくれる短期カーリースはあまりないので、新車に乗りたい場合は長期カーリースを選択することとなるでしょう。

契約終了後、そのまま車が欲しい場合は長期契約

長期カーリースではプランの選択肢がとても広がっており、なかには契約終了後にリース車両をそのままもらえるプランを提供しているリース会社もあります。

毎月一定額の支払いで新車に乗れて、契約終了後に乗り慣れた車がもらえるのは長期カーリースならではのメリットといえます。

契約期間の融通よりも、新車に乗りたい・車をもらいたいといった場合には長期カーリースを選ぶのがベストです。

基本的に長期契約の方が割安にはなる可能性がある

短期カーリースは短期利用を前提として考えられたサービスです。

そのため、短期カーリースを長期利用する場合は短期契約の更新を繰り返すという構造で、長く使えば使うほど割高になるのが一般的です。

一方で長期カーリースは5年~10年前後の長い期間をかけて車両代金やメンテナンス費用などを少しずつ支払っていくことを前提としています。

そのため低価格が実現しやすいというわけです。

もちろん利用期間にもよりますが、基本的には長期契約のほうが割安になりやすいと考えられます。

よくあるQ&A

最後に短期カーリースの利用におけるよくある疑問をQ&A形式でお答えしていきます。

  1. 短期カーリースは中途解約できる?
  2. 任意保険は入るべき?
  3. 長期カーリースと短期カーリースの違いは?

上記3点について回答していますので、気になる方は参考にしてみてください。

短期カーリースは中途解約できる?

長期カーリースとは異なり、短期カーリースでは中途解約が可能な場合が多いです。

短期カーリースの公式サイトで言及されている内容は下記の通りとなります。

ワンコインリース

リース期限前に返却したい場合:日割り計算で料金を返却してくれる

故障による中途解約の場合:

1)リース会社が修理しても直らないと判断した場合
2)リース会社が多額の修理費用がかかると判断した場合
3)事故の場合、中途解約処理にはなるが、全損価格の支払いが発生する

上記を満たした場合に中途解約が成立する

ニチゴカーリース

解約希望日の30日前までに文書(メール、ファックス等)での通知連絡をすることで中途解約が可能。

※30日前までの通知が無かった場合は、連絡から30日分のリース料が請求される。
※パッケージ(3ヶ月までの)利用の場合は追加費用は不要だが、前払い分の料金は返金されない。

ニコリース

貸出車両代金1ヶ月分の中途解約金を支払うことで中途解約が可能。

未使用期間の貸出料金及び保証金は約款に基づき返金される。

任意保険は入るべき?

一般的にカーリースのリース料金に任意保険料は含まれていないため、自身で加入する必要があります。

任意保険に加入せず万が一のことがあった場合、自賠責保険に付いている必要最低限の補償しか受けられず、車両の修理費用も全て自己負担となってしまいます。

リース会社でも任意保険の加入が推奨されていますので、短期の利用であっても極力加入するようにしましょう。

なお、リース会社に相談をすれば任意保険の見積もりをしてくれるケースもありますので、まずは気になるリース会社に問い合わせしてみるのがおすすめです。

長期カーリースと短期カーリースの違いは?
長期カーリース
短期カーリース
  • 1年以上~11年前後の長期契約
  • 初期費用やボーナス払いは基本的に不要
  • 中途解約は原則として認められない(高額な残金を一括払いする必要がある)
  • 契約期間を長くすることで月額料金を大幅に抑えられる
  • 幅広い車種から希望の車両を選べる
  • 長年、所有車のようにして乗りたい方におすすめ
  • 1ヶ月単位の短期契約
  • 車両準備費用などの初期費用が必要
  • 高くても1ヶ月分程度のリース料金で中途解約できるケースが多い
  • マンスリーレンタカーやカーシェアリングよりは安く利用できる
  • 間に合わせなどで一時的に車が必要な方におすすめ

短期カーリースなら短期間でもお得に車が持てる!

今回は短期カーリースの概要やメリットデメリット、マンスリーレンタカー、カーシェアリングとの違いなどについて詳しくお伝えしました。

決して安い金額ではないですが、マンスリーレンタカーやカーシェアリングなどよりは各段に安く利用できることがお分かりいただけたかと思います。

また、短期カーリースは中古車を利用するため車種が選べないこともありますが、「すぐに車が必要」「一時的に車が必要」という方には非常にマッチしたサービスです。

新車に乗りたいという方は1年~3年程度の長期カーリースを利用するという手段もありますので、ぜひご自身の用途や目的に合ったリース会社を見つけてくださいね。

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