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将棋情報局

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本局について、詳しくは週刊将棋2月11日号でも紹介されます。
併せて、お楽しみ下さい。


(週刊将棋2月4日号。一面を飾っているのは、渡辺明王将と郷田真隆九段によって争われている第64期王将戦七番勝負の第3局のニュース)

(梅)

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阿部(健)五段「早くも勝負所を迎えています。先手は▲1三歩成~▲2三とからの駒得を目指しています。先手に香が入ると▲8六香からの攻めが早いですからね。△5五歩▲6七角は入れるでしょう。後手は慌ただしい。以前にこの局面を考えた時は後手が△2六飛から指しやすい気がしたのですが、今見ると難しい勝負ですね」



(梅)

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阿部(健)五段「▲3九金と△2九飛成を受けると、△2七歩と垂らしたり△2八角と受けてきた駒を攻められてしまうんですね」

そこで先手は▲3八銀と引いて受け、後手が△2七歩と垂らしたところで昼食休憩に入った。

阿部(健)五段「先手は、受けて後手の攻めを少し重たくさせた上で、▲1三歩成からの攻めを間に合わせるつもりです。現局面は、まだいい勝負だと思います。先手は攻めが分かりやすいですが、後手は何か技が必要です」

再開後は、中盤のねじり合いがどうなるか注目だ。



(梅)

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13時になり、対局が再開されました。


(上田女流三段はすぐに指さず、考えこんでいる)


(前傾姿勢で考える上田女流三段に対して、背筋をピンと伸ばして綺麗な姿勢で考える甲斐女流王位・倉敷藤花)





(梅)

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(先手側から見た実際の盤面。△2七歩と垂らされた歩がきになるが、▲1三歩成からの攻めが間に合うか)


(後手側から見た実際の盤面。「先手に桂や香を拾われると、5四の空間が気になります」と阿部(健)五段)


(本日の使用駒は、竹風作梅里書の盛り上げ駒。先手玉には「竹風作」と書かれている)


(後手玉には「梅里書」と書体が書かれている。水戸光圀公の銘を元に作られた書体で、梅里は「ばいり」と読む。珍しい書体で、解説の阿部(健)五段や関係者も「将棋会館で使われているのは初めてみたかも」と話していた)