▲５五歩と中央から動いた加藤奨励会１級。▲５五歩を見た戸辺六段は「感触のよさそうな手です。▲５五歩には△７六歩ですかね。以下▲同銀△７五歩▲６五銀△同銀▲同歩に△７六歩（参考図）と角成りを狙うのですが、先手も歩をたくさん持っているので、角を成ったくらいではねぇ。▲５五歩を△同歩と取るのは▲３五歩△４五銀▲同銀△同歩に▲５五角（参考２図）と出るのがぴったりで調子がいいです。▲５五歩で先手が１本取ったような気がします。後手は何かひねりださないといけないでしょうね」と解説してくれた。
（吟）
（中継室を来訪した森下卓九段）
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（「▲５五歩は凄い手でしたね」と戸辺六段の動かす継ぎ盤を見る森下九段）
（吟）
（吟）
（本局のレポートは『週刊将棋』２月12日号に掲載されます。お楽しみにお待ち下さい。写真は２月５日号、１面は１月29・30日に神奈川県箱根町で行われた王将戦第３局）
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（現在発売中の２月５日号には準決勝▲清水市代女流六段－△井道千尋女流初段戦のレポートが掲載されている）
（現在発売中の２月５日号には準決勝▲清水市代女流六段－△井道千尋女流初段戦のレポートが掲載されている）
（吟）
▲５五角と加藤奨励会１級が中央に角を飛び出した局面。戸辺六段は△４四銀に「▲３七角か▲同角△同金▲５三歩成（参考図）です」と話す。「決めにいくつもりかもしれない」と続ける。決めにいくというのは▲同角と切って歩を成る順だ。穏やかに指すなら▲３七角だが......
（中央へ角を飛び出した加藤奨励会１級。激しく攻めたてるのだろうか）
（吟）
（吟）