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東京の千駄ヶ谷にある将棋会館は、対局室のほかに道場や販売部を備え、棋士だけでなくファンにも親しまれてきました。2年後の2024年に移転が決まっています。
1階の販売部では西山朋佳女王の揮毫扇子や、マイナビ出版の棋書も取りそろえられていました。専門誌『将棋世界』は最新号の3月号が発売中です。





(文)

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▲里見香-△渡部戦は終盤戦です。上図で里見女流五冠が時間を使って考えていました。▲4八歩も考えられる局面でしたが、積極的に▲1三歩成と攻めていきました。


1三の地点で清算したあとに▲2五桂。後手は4筋の壁形がたたる展開です。渡部女流三段はしのげるでしょうか。

(翔)

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東京では両者とも駒組みに戻ってしばらく進みましたが、山根女流二段がリードを奪いました。まず、▲5五同飛(53手目)まで5筋交換で歩を手持ちにして桂頭攻めを狙います。実戦は以下、△5三金▲5八飛△6四金▲5六銀△5一飛▲6五歩△5四金▲4五桂△同桂▲同銀△5七歩▲同飛△5三歩と進みました。

香川女流四段は桂頭を守るべく△5三金~△6四金と繰り出しましたが、自玉に近い5筋を狙われて防戦一方になってしまいました。8筋方面の金銀2枚が働かない展開で、山根女流二段の着眼点が鋭かったようです。大駒2枚の利きを止める△5三歩(66手目)は鬼辛抱。いつの間にか山根女流二段が優勢になっています。

(文)

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山根女流二段が香川女流四段に勝ち、挑戦者決定戦進出を決めました。終局時刻は16時1分。消費時間は▲山根女流二段2時間41分、△香川女流四段2時間38分。香川女流四段が機敏な動きを見せましたが、山根女流二段が手厚く押し返してリードを奪い、最後は鋭く寄せきりました。
(文)

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図は里見女流五冠が▲4四歩と打った局面。この手が▲4三歩成△同銀▲3三桂成△同玉に▲4四銀以下の詰めろになっています。
△5三金と逃げても▲3三桂成△同銀▲4三角と攻めが途切れない形です。先手玉を寄せるにはまだ駒不足で、里見女流五冠が勝ちに近づいています。

(翔)