▲３五銀に△７六歩と突いた局面。玉頭か、桂頭か。どちらが厳しいか。いよいよ盤上は激しくなってきた。しばらくあって△７六歩に▲６五桂が着手された。

▲６五桂が着手されると上野五段は
「ついに本格的な戦いが始まりそうです。先手は玉頭から、後手は７筋から、いずれも鋭い攻めを繰り出しています。ただし、やはり銀桂の働きの差で先手を持ちたい形勢です（先手有利）」とツイート。

（残念ながら風雨でせっかくの桜が散ってしまった）

（陣屋の美しい木々には恵みの雨だったか）

（吟）

（外から見た大盤解説会場。雨はあがった）

（解説会は始まったばかり。初手から青野九段が解説）

（椅子席の前には砂かぶり席がある）

（吟）

（陣屋所蔵の影水作と静山作の駒が用意され、里見女流四冠は「どちらでも」と答え、青野九段が「ではタイトルホルダーが決めて下さい」と検分で声を掛ける。上田女王が選んだのは影水作錦旗書の駒）

（使い込まれてみごとな飴色になっている）

（休憩中の盤面。盤上で戦いを繰り広げる）

（吟）

（手番は里見女流四冠だったが、じっと盤面に視線を向けたまま。指す気配はなかった）

（吟）