振り飛車最前線 対中飛車 角道不突き左美濃|将棋情報局

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講座 対振り飛車

振り飛車最前線 対中飛車 角道不突き左美濃

発売日:2018-02-28

販売元:マイナビ出版

判型:四六判

ページ数:224ページ

難易度:初級~中級

ISBN:978-4-8399-6526-6

中飛車破りの決定版!

本書は先手中飛車に対して角道を開けずに左美濃に組んで戦う、新しい指し方について、この戦法のスペシャリストである都成竜馬四段が解説したものです。

角道を開けないことで先手の切り札である▲5四歩からのさばきを封じ、相手の弱点である角頭を攻めるのが本戦法の第1の狙いです。

さらに自らの角は△1四歩~△1三角と端から活用します。この角の強烈なニラミと右銀、右桂の組み合わせで先手中飛車を粉砕するのが第2の狙いとなります。

先手中飛車に攻められっぱなしの方には朗報となる、画期的な戦法です。

また、著者は多くの戦型において「都成流」と呼ばれる独特の指し方を編み出してきた都成竜馬四段。その独創性は「角道不突き左美濃」においても存分に発揮されています。プロ間でもまだ新しいこの指し方をライバルにぶつければ、正確に対応できる相手はほとんどいないはずです。

本書でぜひこの戦法をマスターして、レパートリーに加えてください。

目次

序 章 本書の概要
第1章 ▲5五歩型
第2章 ▲5五歩保留―美濃囲い
第3章 ▲5五歩保留―穴熊
第4章 実戦編
 第1局 千田五段の新構想  千田翔太五段戦
 第2局 △6四歩型の優秀性 藤井聡太四段戦
 第3局 終盤で競り負ける  藤井聡太四段戦
 第4局 初めての端角で勝つ 伊藤博文七段戦
 第5局 中飛車穴熊で快勝  藤森哲也五段戦