楽しく覚えよう!将棋ビギナーズガイド3 上達編
- 羽生善治(著者)
発売日:2017-11-27
販売元:マイナビ出版
判型:A5判
ページ数:128ページ
難易度:入門・初級
ISBN:978-4-8399-6489-4
将棋で勝つにはどうすればいいの?
本書は日本将棋連盟が発行する「将棋ビギナーズガイド」シリーズ第3巻です。
著者は将棋界の第1人者として長年トップを走り続ける羽生善治プロ。
本書では将棋で勝つために必要な「読み」について解説しています。
将棋で勝つためには「3手の読み」が重要だと言われます。自分が指す→すると相手がこう指す→それに対して自分がこう指す。この読みをより正確にしていくことでどんどん将棋が強くなっていきます。
本書ではこの「3手の読み」の基本的な考え方を、将棋でよく出てくる場面を使って解説していきます。
さらに、読みの力を鍛えるのに最も有効な方法だと言われているのが詰将棋。本書では3手の読みの説明の後に3手で相手玉を詰ます3手詰の問題を収録しています。これを解いていくことで読みの力が自然についていくはずです。
本書で将棋で勝つための力を身につけてください。
※本書は平成8年に発刊した「羽生善治の将棋ビギナーズバイブルⅢ」を加筆訂正のうえ再編集したものです。
目次
レッスン1 読みが将棋を強くする
レッスン2 詰将棋で読みの力をつけよう
著者プロフィール
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羽生善治(著者)
1970年9月27日生まれ、埼玉県所沢市出身。
1982年12月、6級で奨励会に入会。師匠は二上達也九段。
1985年12月、四段昇段で史上3人目の中学生プロ棋士となる。
プロ入り後、早くも頭角を現し、1987年第10回若獅子戦で公式棋戦初優勝。
1989年、第2期竜王戦で初タイトル獲得。19歳3カ月でのタイトル獲得は当時最年少記録。
1993年、第34期王位戦で王位を獲得し史上最年少での五冠達成。
1994年、第7期竜王戦で竜王を獲得し史上初の六冠。
1996年、第45期王将戦でついに史上初の七冠制覇。将棋界の枠を超えて空前の羽生フィーバーを起こした。
その後も将棋界のトップを走り続け、タイトル戦に登場すること130回以上。タイトル獲得は98期(史上最多)。40回以上の棋戦優勝を誇る。将棋界きってのスーパースター。
趣味はチェスで、こちらも日本国内屈指の強豪。また、AIについての造詣も深い。好きな言葉は「玲瓏」。
1994年「都民文化栄誉章」、1996年「内閣総理大臣顕彰」、2008年「第56回菊池寛賞」受賞。
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