最強最速の将棋
発売日:2013-12-26
販売元:マイナビ出版
判型:四六判
ページ数:224ページ
ISBN:978-4-8399-4981-5
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7連勝で昇級争いの首位に立ってからは昇級の2文字が脳裏をよぎり、気持ちを落ち着けるのが難しかった。初黒星を喫して、「これが順位戦の厳しさなのか」と感じたものである。(まえがきより)
SUPER自戦記シリーズ第四弾は、最注目の関西俊英、「屋敷伸之四段(当時)以来の10代でのC級2組一期抜け」という快挙を果たした斎藤慎太郎五段の研究と実戦を詰め込んだ一冊です。日々定跡の更新が途絶えない現代将棋。
このSUPER自戦記シリーズでは、定跡書では分からない「現在更新中」の手順を対局者本人の解説とともに堪能することができます。
本書では、第71期C級2組順位戦から相居飛車、居飛車VS振り飛車の対抗形の将棋を幅広く収録いたしました。
序盤では関西若手の最先端の定跡研究を披露。また終盤では、読み筋や局後発見された変化を徹底解説。正着に至るプロセスを学ぶことができます。
将棋界の新星が贈る「勝てる最先端の将棋」、ぜひ手に取ってお読みください。
著者プロフィール
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斎藤 慎太郎(さいとう しんたろう) 五段
1993年4月21日
奈良県出身
2012年4月1日 四段
2013年3月5日 五段
その才能はプロになる前から高く評価されており、実際プロ棋士への登竜門三段リーグでは95勝49敗、勝率.660というまれにみる高勝率をたたき出している。
順位戦C級2組で9勝1敗(46人中3位)の好成績を収め、1期抜けに成功。
これに伴いプロ入りから1年に満たぬ間に五段へ昇段した。
10代の棋士が初参加の順位戦で昇級したのは、1989年度の屋敷伸之(現A級)以来。
今後、間違いなくトップ集団に加わってくるであろう超有望株の一人。
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