振り飛車穴熊の最終進化|将棋情報局

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講座 四間飛車

振り飛車穴熊の最終進化

発売日:2015-03-13

販売元:マイナビ出版

判型:四六判

ページ数:224ページ

難易度:初級~中級

ISBN:978-4-8399-5518-2

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★サイン本は完売しました

「振り飛車穴熊は今や旧時代の将棋といわれるようになったが、まだ死んだわけではない。この本では、その可能性を示したいと思っている」(まえがきより)

角道を止めて、四間飛車に振り、穴熊に潜る。
バランスが良く、非常に堅い陣形に組めるため、アマチュアでは愛好者も多いこの戦法。
しかし居飛車穴熊というあまりにも強力な対抗策が現れたため、プロ間では採用率が激減しています。

ただ、あきらめるのはまだ早い。本書ではこの戦法を武器に王位のタイトルを獲得したスペシャリスト広瀬章人八段が振り飛車穴熊の可能性を限界まで探っています。
居飛車穴熊に対抗するにはどうすればよいか?ただただこの一点を追求した広瀬八段の情熱と研究結果がこの本に詰まっています。

居飛車穴熊に勝つには序盤から一瞬たりとも気を抜くことはできません。銀を上がるタイミング、囲いの手順、形によって変わる仕掛けの成否…。
本書では、居飛車の代表的な3つの形=▲5五歩作戦・▲6六銀作戦・▲6六歩作戦の3つに章を分けて広瀬八段の詳細な解説が展開されています。
また、対急戦や先手振り飛車についても別の章で取り上げています。

広瀬八段の結論は「振り飛車も互角以上に戦える」です。

本書で最強の居飛車穴熊対策を体得してください。

著者プロフィール

  • 広瀬章人

    広瀬章人(ひろせ・あきひと)
    1987年1月18日、北海道札幌市の生まれ。1998年9月、6級で勝浦修九段門。2005年4月1日、四段。2014年2月13日、八段。
    2009年、第40期新人王戦で棋戦初優勝。2010年、第51期王位戦でタイトル初挑戦。4勝2敗で初タイトル獲得。2012年、第70期順位戦でB級1組に昇級。2014年、第72期順位戦でA級昇級。将棋大賞は第38回(2010年度)で敢闘賞、名局賞を受賞。タイトル戦登場は2回、獲得は王位1期。棋戦優勝1回。
    著書に「広瀬流穴熊 終盤の極意」「広瀬流四間飛車穴熊勝局集」(日本将棋連盟)、「とっておきの相穴熊」(共著、マイナビ)、「四間飛車穴熊の急所」「四間飛車穴熊の急所2【相穴熊編】」(浅川書房)などがある。