[将棋]マイナビ女子オープンブログカテゴリー一覧|将棋情報局

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(終局直後はインタビューが行われた)


【西山女王の談話】
――本局の居飛車の作戦に対して用意があったか。
西山 いろんなパターンがあり得ると思っていました。一気に悪くなる順も多いので、そういったことに気をつけていました。

――優勢を意識されたところは。
西山 ▲7七角打(67手目)のところです。読み抜けがなければ、よくなっていると思いました。

――改めてマイナビ女子オープンというタイトルについての思いと、番勝負の意気込みについて。
西山 奨励会時代からお世話になっている棋戦で、成長させていただきました。いい将棋を指したいという気持ちが強くあります。第2局もすぐなので、しっかり準備して臨めたらと思います。

【大島女流二段の談話】
――本局は得意戦法を採用した。序盤の手応えは。
大島 最初の予定は角交換にしようと思っていたんですけど、せっかくのタイトル戦なので自分が指してみたい形にしようかと。

――△6四歩(44手目)や△7五銀(48手目)は確実な攻めを好む大島女流二段らしい指し回しに見えた。
大島 じっくり指すのは好きだったんですけど、本譜の進行は相手に伸び伸びさせてしまう順になってしまったので、ちょっと反省点が多いです。

――今回が初タイトル戦だった。それついては。
大島 普段と食事の時間が違ったり、対局の雰囲気も違いました。1局目でちょっとは慣れたと思います。

――次局以降の抱負について
大島 第1局はヒドかったので、全体的に反省してまた頑張りたいと思います。

(玉響)

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以上で第1局の中継を終了いたします。ご観戦いただき、ありがとうございました。

(玉響)

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西山朋佳女王に大島綾華女流二段が挑戦する第17期マイナビ女子オープン五番勝負は、女王の先勝で開幕しました。西山女王が連勝で防衛に前進するか、大島女流二段が勝って仕切り直すか。第2局は4月17日(水)、山梨県甲府市「常磐ホテル」で行われます。
立会人は屋敷伸之九段、記録係は脇田菜々子女流初段。対局開始は10時、昼食休憩は12時から13時まで。持ち時間は各3時間(チェスクロック使用)、使いきると1手60秒未満の秒読み。先手番は大島女流二段です。
インターネット中継は棋譜・コメント入力を紋蛇、ブログを文が担当します。

(文)

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常磐ホテルに到着した両対局者は庭園で記念撮影をしたのち、検分に臨みました。検分では対局環境に問題がないか確認します。使われる盤と駒は日本将棋連盟から運ばれたもの。空調の調整方法を確認し、窓側の障子を少し閉めて調整が行われ、問題なく終了しました。

(左から脇田菜々子女流初段、角竹輝紀・マイナビ出版代表取締役社長、西山朋佳女王、屋敷伸之九段、大島綾華女流二段、清水市代・日本将棋連盟常務理事)





(文)

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夕方から関係者を集めた食事会が開かれました。西山女王は「今回は客室がリニューアルされていて、また違った雰囲気を楽しんでいる。状況や星取りは考えずに、いつもどおり楽しんでいただける将棋を目指して頑張りたい」、大島女流二段は「素敵な庭園が見える対局室で将棋を指すことができる光栄な気持ちと、より一層頑張りたいという気持ちがある。自分の力を出しきれるように精一杯頑張りたい」と意気込みを語り、乾杯では角竹輝紀・マイナビ出版代表取締役社長が「気品のある庭園に囲まれた対局場で、明日は素晴らしい対局が繰り広げられることを祈念します」とあいさつしました。



(文)