チャレンジマッチ、予選と行われてきた第8期マイナビ女子オープンも、いよいよ本戦に突入。
本日は、1回戦より山口恵梨子女流初段と伊藤沙恵奨励会1級による一戦をお届け致します。
両者は、公式戦においては初手合い。
今月9日に行われた抽選会で本戦のトーナメント表が決まった際、山口女流初段は「実は人生で初めて将棋を指した女の子が沙惠ちゃんで......。昔は東京の将棋会館に通っていて一緒に切磋琢磨していたのですが、いまやなんでこうなった? というほどになってしまいまして(笑)。(対戦できることを)すごくうれしく思っております」とインタビューで語っていました。
本日は、どのような戦いとなるのでしょうか。
棋譜・コメントは吟、ブログは梅が担当致します。
1日、どうぞ宜しくお願い致します。
本局を戦っている山口女流初段は、今春に白百合女子大学を卒業。
卒業論文では「将棋由来の日常語」といった題材を扱い、その内容は日経経済新聞.comのコラムでも取り上げられている。
(※「コラム」の部分をクリックで、日経経済新聞.comサイト内の該当コラムにジャンプします)
中継室を訪れている棋士も、「確かに、将棋由来の日常語って探せば意外とあるのかもね。お隣の囲碁でも、『一目置く』や『駄目』とかはそうですよね」と興味を示している。
真剣勝負とはまた一味違った将棋の一面。