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（後手側から見た実際の局面。△３三桂～△４五桂と跳ねたことにより、後手の穴熊は横からの攻めに弱くなっていると解説の阿部光瑠五段は指摘している）
（本日の使用駒は富月師作、水無瀬書の盛上駒。先手玉には、水無瀬書と書体が書かれている）
（後手玉には、富月作と作者が書かれている）
（梅）
本局の中継はこれで終了いたします。ご観戦いただきありがとうございました。
次回中継予定は11月６日、 ２回戦斎田晴子女流五段vs和田あき女流２級です。そちらもぜひご覧ください。
（本局の棋譜）
（紋蛇）
（終局直後）
（逆転勝ちした渡部女流初段）
－－お疲れ様でした。一局を振り返っていただけますか
序盤は積極的に行こうと思ったのですが、途中は穏やかな流れになっていて。気づいたら作戦負けでした。駒組みのあたりはひどい作戦負けと思いました。
－－▲４五歩から攻め合いです。
苦しいと思いましたが、桂馬を使わないと将棋にならないので。
－－勝ちを意識したのはどのあたりですか？
最後の詰みが見えた時です。正直に言って読み切れていなかったです。
－－つぎの相手は上田初美女流三段です。
上田さんとは他の棋戦で１局指したことがあります。どんな将棋になっても自分の力を出し切れるように頑張りたいと思います。
（敗れた清水女流六段。模様の良さを活かしきれなかった）
－－清水先生、お疲れ様でした。
力戦形の手将棋で構想力の勝負になりました。後手番ではまあまあかなと。やや指しやすいかと思って終盤に入ったんですけど、具体的にはわかりませんでした。気がついたら一手負けになっていた感じです。
（投了の局面。一分将棋のなか、渡部女流初段は見事詰ましあげた）
（紋蛇）