[将棋]マイナビ女子オープンブログ|将棋情報局

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第12期 >> 本戦1回戦

千日手か

2018.09.13

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ここから▲7二馬△6二金▲7一馬と進むと、千日手の可能性があります。後手から打開する姿勢には見えないとの見解です。
里見香女流四冠は、どのように応じるのでしょうか。


(里見香女流四冠は局面をどのように見ているのか)

(武蔵)

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棋士室では、上図から△6二金▲7一馬に△6一歩(変化図)が触れられています。

馬を閉じ込めてから△7四歩~△7五歩を間に合わせようという構想です。こうなれば先手の馬が働きづらいので、後手を持っても指せるのでは、といわれています。

(武蔵)
 

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15時頃、ここまでの消費時間は、▲里見2時間15分、△和田2時間10分。
持ち時間は互いに1時間を切りました。棋士室の井上慶太九段は、「5三の角が窮屈なのが気になるが、難しい局面。一手指したほうがよく見える」と悩ましげな表情を浮かべました。


(手順に玉を固めた里見香女流四冠。具体的に局面をよくできるか)

(武蔵)

本戦2回戦 >> 本戦1回戦

長考

2018.09.13

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里見香女流四冠は40分以上の長考で、▲3七銀左と上がりました。棋士室の池永天志四段は、「将来的な角のラインを消しています。この手よりもプラスの手が後手にはない、という判断だと思います。ただ銀を移動したことで5筋は薄くなったので、怖いところもあります」と見解を述べています。


(局面を見ながら、見解を述べる池永四段)

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13時30分過ぎの局面です。
機敏な仕掛けから先手は馬を作りました。対して後手は5五に銀を進出。5筋を制圧し、押さえ込みを図っています。
棋士室では▲5四歩に触れられました。△同飛なら▲8一馬、△4四銀には▲4六歩と突いて、次の▲4五歩を狙えます。
形勢はまだまだ難解。これからの勝負です。



(武蔵)