図は11時30分頃の局面。伊藤女流三段が９筋の位を取ると、里見香女流六冠は５筋の位を取りました。前者は相手の玉に近い筋で局地的な攻めを目指せるのに対し、後者は中央に大きく勢力を張る形です。


（角を攻めに使いにくい形の伊藤女流三段は専守防衛の構えか）

（飛龍）

本日、先に入室したのは伊藤女流三段でした。


（９時35分には伊藤女流三段が入室した）


（関西将棋会館では最上室の「御上段の間」には歴代永世名人の書が懸かる）


（里見香女流六冠の入室は９時43分と、こちらも早い）


（上座の里見香女流六冠が駒を取り出して対局準備が始められた）

（飛龍）

図は10時25分頃の局面。戦型は先手伊藤女流三段の向かい飛車、後手里見香女流六冠の相振り飛車に進んでいます。この局面までの消費時間は▲伊藤11分、△里見９分。


（対局開始の礼を交わす両者）

（飛龍）

里見香女流六冠の振り歩先で、振り駒の結果はと金が３枚。伊藤女流三段の先手に決まりました。


（先手は伊藤沙恵女流三段）


（後手になった里見香奈女流六冠）


（駒を並べる両者）

（飛龍）

おはようございます。第13期マイナビ女子オープン本戦１回戦より、里見香奈女流六冠と伊藤沙恵女流三段の一戦を中継いたします。対局は関西将棋会館で10月16日（水）10時開始予定。持ち時間は各３時間（チェスクロック使用）。切れたら１手60秒未満の着手。先後は振り駒で決定します。

棋譜・コメント入力は翔記者、ブログは飛龍が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

（今朝の大阪は晴れ）