（本日の対局は190手に及ぶ熱戦でした。ご観戦、ありがとうございました）

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斎田女流四段は勝利者インタビューの中で、「せっかくいただいたチャンスなので、大事にしたい。次も、おもしろい将棋をファンの皆さまに見せられたらいいと思う」と語りました。

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（勝又清和六段らを交えて感想戦が行われた）

（172手目△７二同銀に対し、▲５五馬とする変化。以下△７三桂打▲８四香△８三歩▲同香成△同銀▲６二飛として、６八の成銀を抜く順がある。勝又六段の指摘によるもので、上田女流二段はしきりに「ひどいよぉー」と嘆いていた）

＜斎田晴子女流四段のコメント＞

「飛車と角が先に使えていたので、よかったと思っていた。だけど馬を取られたときは完全にうっかりしていた。最後は（玉を）逃げられたら詰まないとわかっていたので、（▲７九同玉と）取られてびっくりした」

＜上田初美女流二段のコメント＞

「最後、ノータイムで（△７九金と）取ってきたので、詰んでいると思ってしまった。ひどい。日ごろの行いが悪すぎました」

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図は188手目△７九金の局面。この王手に対して本譜は▲７九同玉としたため、△７八金以下頓死してしまいました。正解は▲６八玉で、これなら先手玉に詰みはありません。

（感想戦でも表情は固いまま）

（苦しい将棋を逆転した上田女流二段、最後の最後で勝ちを逃してしまった）

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