図は後手の村田女流二段が王手をかけた局面。先手玉に詰みはありません。後手玉は▲３一とから危ない形。先手が勝ちに近づいているようです。

（翔）

上図の▲２一歩成から渡辺女流初段も一分将棋に入りました。手数は100手を超えましたがどちらの玉もまだ粘りがいがある形で熱戦になっています。

（翔）

渡辺女流初段は89手目に▲３八歩。ずっと取られる形になっていた桂馬を、ここで守りました。村田女流二段は△２五桂と、自陣の桂馬を跳ねだして交換を迫ります。先手からは▲６二金△５三飛に▲６五桂、後手からは△５五桂と、いずれも桂馬がほしい形です。

（翔）

上図の△２一歩で、村田女流二段が一分将棋に入りました。渡辺女流初段の残り時間は約19分です。

（翔）

図は村田女流二段が２四にいた歩を２九にいた飛車で払った局面です。△８七歩成▲同銀に△８八歩という攻め筋もありましたが、村田女流二段は自玉の安全を優先しました。長期戦になりそうです。

（翔）