エクセル・パワーポイント・ワード ビジネス活用の大原則|Tech Book Zone Manatee

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エクセル・パワーポイント・ワード ビジネス活用の大原則

マイナビ出版

普通の解説書には書いてない、でもデキる人はみんなやってる「うまいやり方」教えます。

「明日までに、1月の各支店の売上金額を表にまとめてくれないか」

上司からこんなエクセルの仕事を頼まれたとしましょう。さあ、あなたならどうしますか? エクセルを起動して、脇目も振らずに入力を開始していませんか?エクセルで表を作るとなると、いきなりがむしゃらに入力を始める人は多いものです。

でもちょっと待って。

やみくもに入力を始めるのではなく、まずは表のレイアウトを頭の中で整理してほしいのです。まず、決めておくべきことは、項目見出しの取り方です。表の見出しには縦と横の2つの方向がありますね。この例であれば、支店名と時系列、皆さんは、どちらを縦でどちらを横の見出しに指定しますか?

見出しの方向なんてどちらでもいいんじゃない?と思ったそこのあなた、ぜひ本書をお読みください。縦と横の項目見出しに何を持ってくるかには、明確なルールがあります。決して適当に決めていいわけではないのです。このように、エクセルの表の作り方には「ルール」や「型」があるのです。まずは、この型を理解しましょう。パワーポイントやワードも然り。プレゼンテーションの作り方やビジネス文書の書き方にも、やはり同様に一定の「型」があります。その型に当てはめてゆけば、ちゃんとスムーズに作成できます。実際、皆さんの周りにいるデキると思われている人たちも、実は似たような「型」を用いて対応しているのです。チームで行う作業も、みんなが同じ型を共有するからうまく連携できるのですね。
(はじめにより)

本書は、この春、社会に出たばかりという方からすでに実務に携わっている方までを対象に、日々エクセル、パワポ、ワードを使っているけどこれでいいのかという漠然とした不安を感じている人、我流で勉強して一応は使えているけれど、標準的なやり方を身につけたいと考えている人たちに向けて、ビジネスニーズの最も高いエクセルを手始めに、パワーポイント、ワードの順に、知っておくべき「型」とその背後にある考え方を解説しています。図版は必要最小限ですので、電車の中でもビジネス書を読むように気軽にお読みいただけます。本書を読めば、あなたはビジネスマンとして1ランクも2ランクもアップしています!

発売日:2015-04-29

ページ数:256ページ

目次

エクセル編
第1章 表には「型」がある
第2章 入力はできるだけ楽をすると心得る
第3章 コピペを有効活用しているか
第4章 いまさら聞けない数式のあれこれ
第5章 グラフは習うより慣れればいい
第6章 大事なデータを見逃さないひと工夫を

パワーポイント編
第1章 スライド構成は作りながら考える
第2章 プレゼンは見た目が肝心!
第3章 作図力を身に付けよう
第4章 発表時の動作をスマートに

ワード編
第1章 なぜこうなる? まずはワードのクセを知る
第2章 押さえておきたい文書作りのポイント
第3章 写真や絵を盛り込むときはここに注意
第4章 「差し込み印刷」でエクセル名簿と相互利用

共通の操作編
第1章 ファイル操作が効率アップのカギを握る
第2章 データの安全に気を配る

付録 業務で必ず使う活用度の高い関数10選

著者プロフィール

  • 木村幸子(著者)

    木村幸子(きむらさちこ)
    フリーランスのPCインストラクター、テクニカルライター。1992年、日立グループ会社にて、システム系ソフトウェアのマニュアル作成に携わる。2000年、PCインストラクターとして登壇開始。以後、職業訓練をはじめ、IT講習、個別講習などを担当。2002年、IT系編集プロダクションに入社後は、ライター・エディターとしてMicrosoft Office関連の書籍・雑誌記事を執筆。2005年、フリーランスにて活動開始。現在は、Microsoft Officeの研修講師と執筆活動の二方面で活動中。公的機関主催のIT系資格試験の問題作成委員も務める。神奈川県下の私立大学主催生涯教育センターにて、パソコン関連講座を担当して8年目を迎える。著書に『速効!図解 Excel 2013 総合版』『Excel関数マスターブック 2010&2007対応』(マイナビ)、『魅せるプレゼン PowerPoint2010/2007』(秀和システム) 他多数。