アラカルト Macintoshビギンズ

~ サードパーティ製品の栄光と挫折 ~

純正に先んじたラップトップMacたち

文●大谷和利

Blast from the past ── あの頃の懐かしい思い出

待ちきれぬファンに向けた試み

 

故スティーブ・ジョブズが、1984年の初代Macintoshの発表時から、翌年にはブックタイプのMacを出すと豪語していたことは有名な話だ。彼は、パーソナルコンピュータの思想上の父といえるアラン・ケイに初代Macの感想を求めたほどだったので、ケイの考える理想のコンピュータとしてのダイナブック的なものをMacで実現したいと思っていたことは間違いない。

後のiPadは、アーキテクチャがオープンでないという点を除けば、かなりダイナブックに近づいた存在だが、そこにたどり着くまでに四半世紀ほどかかっている。いかにアップルといえども、'80年台半ばの時点でブックタイプのMacを開発する力はなく、ジョブズが去って4年後の1989年に、ようやく7kgを超えるMacintosh Portableをリリースできたのである。




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